前田裕二さんに学ぶビジネスで大切なこと
皆さんがビジネスをする上で大事なことって何ですか?
「顧客との関係」「アイデア」「資金」「経営戦略」「人脈」・・・
考えてみてください。
SHOWROOMの前田裕二さん@UGMDはビジネスにおいて「愛」を大事にしているそうです。
いやいや、愛って!
何を甘いことを・・・
と思います?
愛って人間としての本質的な部分ですよね。そこが欠如していることはビジネスで成功することは難しくなるのではと考えました。
というのもわたし昨日、車の買取査定に申し込んだんですね。
結果、2社さんが速攻で家まで金額査定に来てくれました。
A社は大手全国チェーンの中古車販売のプロ。
B社は地域密着のそこそこ名の知れた買い取り専門店。
先に来たのはA社でした。パリッとスーツを着こなしたさわやかな営業さんで、感じもいいし人辺りも柔らか。私が「最低でも○○万円で売りたいんです。ローン一括返済してお釣りもくればいいな」なんて無茶を言っても「そうなんですね。頑張らせてもらいます!」なんて笑顔で対応してくれるんです。
で、A社の査定が終わったころ、B社が少し早めに着いたことでバッティングしちゃったんですが、2人とも慣れた様子で「お疲れ様です~」なんて挨拶してました。
A社の話では、「大丈夫です。自社で次の車を買ってくれれば、お値段も頑張って○○万円、ローンも返済できますよ。」ということで安心していたのですが、B社は査定が終わるといろいろ聞いてくるんですよ。
「ローンの残金はどれくらいですか?」「なぜ手放すんですか?」「買い替えの時期はいつですか?」「次の車の予算は?」「現金で払えるんですか?」などなど矢継ぎ早に聞いてくるので(なんだかグイグイくるなあ、ちょっと苦手かも・・)と思っていたんですよね。
最終的には「値段としては○○万円は無理で、△△万くらいだと思います。ローンの残金を一括で払ってもまだ□□万円足りませんが現金で払えますか?」と言われました。
ちょっとカチンときて、「A社では買い替えでローンも返済できるって言ってましたけど・・・」というと「それ多分、残金を乗換購入する車のローンに合算して金利余計高くなるパターンですよ。」と返されました。
ニコニコ大丈夫ですよ~と言っていたA社の担当者さんの言葉を思い返してみると確かにローンの残金も聞かずに「返済できますよ。」と言った理由が見えてきました。
(な、なるほど~。。そういうからくりか・・・)
落ち込んだ私を見てかわいそうに思ったのか、B社の人は少し困った顔でこんなことを言いました。
「ここからはあくまで僕の個人的な意見ですが、いま残金を一括で払える余力ないなら乗換は辞めた方がいいです。この車はまだまだ走りますから、使い続けることをおすすめします。どうしても乗り換えたいなら残金をまたローンくむ形は絶対にやめた方がいい。金利18%くらいとられますからね。」
2社の間で言ってることが違いすぎて怖い!
いろいろお話してアドバイスもらいました。そして去り際に「実は裏技ですが、切り抜ける方法もあるかもしれません。」というんですよ。
キターーーーーーーーーー!!
やっぱり営業か?ブラックな手法なのか?と思いきや
「銀行に融資をもらうってのはありですね。地方銀行なら金利も安いし3%くらいなんで、そういうところに借り換えするのはありだと思いますよ。そうすれば、名義も自分のものになるし、今払ってる金利よりも俄然安くなるから。コレ意外と皆さん知らないんですよね。まあ車が売れればいいから僕たちも業界もそんなことをいちいち言わないんですが(笑)困ってるお客さんみるとつい、ね。」
なぬーーー!!!!
ほんと無知は罪ですね・・・
というわけで査定が終わり2社とも帰った後、どちらがわたしの心に強く残ったかというと、もうお分かりですね。
もし、今後お世話になるとしたら
人辺りも良くさわやかイケメン←なA社さんより、言葉は乱暴でも本当のところをフランクに話してくれた武骨なB社さんにお願いしたいと思ったのです。
なぜってそれはB社さんには顧客を想う「愛」があったから。
話は長くなりましたが、ビジネスをする上で愛が大事という前田社長の基盤を身をもって体験したという話です。
まあもちろん、B社の担当さんがどこまで愛を持って話してくれたのかわからないですし、あれも一つのテクニックなんでしょうが、私の心に響いたという意味では成功です。
前田さんがいう「愛」とは形や意味が違うとも思います。
ただ、「愛」って大事よ!
・どれだけ相手の立場に立って検証しているか。
・思いやれたか。
・コミュニケーションをとったか。
ってことじゃないかな。
相手の立場に立つ。
もっと意識していこうと思います。
お付き合い、ありがとうございました ^^