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2023 8月

こんにちは。
歪花です。

夏本番。
最近は随分と病状も安定してきて
よく眠れるようになってきました。

遊んだり、ご飯も食べたり、体を鍛えたり
苦手な「のんびり」も少しずつ出来るようになってきました。

病院

私は俗にいう「医者ガチャ」には勝ちました。
主治医は私の病状を慎重に検討してくれて、薬物療法のアプローチを色々と変更してくれて、心理検査も行い、発達障害を特定してくれました。

初めは藁をも掴む心境で、病院に駆け込みました。

川の近くで、自殺防止の電話相談に電話した時には、何も考えられない状態で
「死ななくちゃ」「死にたい」「生きてられない」
そんな考えに心も頭も体も支配されていました。

兎も角、医療のサポートを受けるようにアドバイスを受けて、探したのが今の病院でした。

診察の時も「死ななくちゃ」と「働かなくちゃ」のごちゃ混ぜ…
「生きるなら働け」「働けないなら死ね」
自分に対して、そんな言葉ばかり投げかけていて、苦しくて辛くて、どう死ぬか、の考えばかりが深まって、死ぬ事を考える事と働く事の繰り返しの生活…

一ヶ月も経たずに自殺実験を繰り返すようになり、医療保護入院で閉鎖病棟に入院しました。

入院中に出会ったソーシャルワーカーさんがまた「当たり」だったので、少しずつ少しずつ、回復が始まり、恐怖感と孤独感に押しつぶされそうになりながらも、なんとか4ヶ月の入院生活を終えて、通院治療へ。

お薬の調整は続き、先月、やっと、今の調薬にたどり着き、生活の再調整を主治医と共に進めています。

心理士さんにも、とても有用なサポートを頂けています。

今月も病院のご指導の元で、自分の造り直しを進めています。

生活

今は千葉県の田舎町に住んでいます。
事業経営をしていた時にアトリエと事務所を入れ込んだ建物を建てて、そこに看護人さんと猫二匹と四人暮らし。

庭にはトカゲさん達とメダカさん達が住み着いています。

家の中はグチャグチャ…
訪問看護を申し込んで家の環境を少しずつ整備していく準備を進めています。

看護人さんは私が解離性障害で「24時間監視」が必要になった時に、「自分が見る」と声を上げてくれた友人。
本人も精神障害を抱えている中で、なんとか助け合って、暮らしてくれています。
猫達は、とても看護人さんに懐いていて、平和な生活の実現に向けて、皆で頑張れそうな、そんな雰囲気の中、暮らしています。

7月と解離性障害

6月の終わりから、私は自分自身が解離性障害を持っている事を自覚し始めました。
「記憶が消し飛ぶ」
そんな状態を断続的に体験するようになりました。

7月は解離性障害と鬱状態を交互に繰り返しながら、少しずつ少しずつ回復してきました。

初めのうちは混乱と号泣を繰り返すだけだった解離中の状態に、「攻撃性」が加わり、破壊や自殺実験の再開も行うようになり、緊張状態に陥りました。
看護人さんの支えの元で、なんとか、乗り切り、月末には随分と症状が軽くなり、少し遊んだり、外出する事が可能な状況まで回復してきました。

音楽

音楽活動を再開しました。
以前は仕事として、やっていた音楽活動も、完全に一からの再スタートで、ゆっくり音源作りや楽器のトレーニングを行う事から始めています。

YouTubeチャンネルも新たに立ち上げて、今はhiphopのトラックメイキングに意識を向けたDTMでの作曲、バンド活動への参加、ビートボクサーとしての活動などを通して、音楽に触れています。

写真

写真家活動も再開しました。
入院前に動いていた活動の再開ですが、まだまだお仕事の受注には動けていなくて、今は自分の他のプロジェクトのサポートを中心とした活動と趣味、アート写真の作成なんかが、主な活動内容です。

写真は時間と光を切り取る遊び。
瞬間瞬間は一瞬で過ぎていくけど、写真の中には、それが保存出来る。

解離や過集中によって、時間が消し飛んだり、または鬱症状によって、時間を溶かしてしまう私にとっては、時間を保管出来る数少ない手段の一つです。

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