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IBと目標

あけましておめでとうございます、Yuyaです。先日、最終試験まで300日を切り、少しずつ過酷になるIB生活ですが、ついに後半戦に突入しました。2025年は、良くも悪くも12月には結果が出ていると考えると少しゾッとします。この投稿では、IBに対する考え方の変化と目標を掲げられればなと思います。

IBに対する考え方の変化

私たちのIB生活は、実は高校1年生の時から始まっていました。学校ではPre-IBと呼ばれるIBの準備コースです。ここでは、各科目の授業を体験し、本当に自分がIBに向いているのかということをチェックする機会が与えられます。それを言語化した投稿もあるので、是非見てみてください。

Pre-IBでは、IBの教育っておもしろそう!楽しい!と思えるような内容が多く、通用のIB教育の内容よりも簡単であることは理解していましたが、それでも今まででは触れてこなかった深い授業に興味を持っていきました。

実際に私たちがIBのカリキュラムを始めたのは高校2年生の4月からでした。はじめの方は、授業を純粋に楽しみ、雰囲気とか方針を知ることの楽しさがありました。しかし、夏休み明けくらいのIAとEEの登場で生活に一気に変化をもたらしたように感じます。これらは、一般の学校では見られない論文の執筆です。高校生が論文を執筆するというだけで驚かれる方もいられると思いますが、私も一人で書けるのかと最初の頃は心配していました。しかし、私も周りも気づいた頃には論文を読んで、評価することまでもできるようにもなりました。しかし、これらの論文が最もIB生活に与えたのは、計画の重要性という言葉にまとめられる気がします。

計画ができているかというと、私自身はまだまだ「できる」という領域には達していないと自覚しています。期限は守れますが、モチベーション次第で効率もまちまちで、全くしない日もあったりするのが現状です。多くのIB生がタイムマネジメントが大切だと話していたように、今までには関わることのなかった長期の課題に苦しんでいるのではないかと振り返って感じました。

しかし、社会に出ると長期の課題が大部分を占めています。それに加えて、金銭が動くため勉強よりもより「責任」がのしかかります。しかし、長期の課題を複数同時にこなすというのが、多くのIB生を苦しめているような気がします。また、個人的な話ですが、尾崎弘之さんの『プランBの教科書』から、経営者の視点としてどのように計画を立て、執行するかなどを参考にさせてもらっています。

目標

主にIAとEEに苦しめられているとお話ししましたが、6つの科目グループやCore科目の概要を見ても分かる通り、これらが占めるのは全体の20-30%ほどで、それよりも学力が大切になってきます。私自身、まだ最終試験というのを強く意識して勉強をしたことはないですが、その学力を測る筆記試験である最終試験での得点が最も重要な要素になってくるのは確かです。そこで、最終スコアを夢ではなく目標として掲げてみようと思い、残る形で書き留めて振り返られるようにしておきます。

現在は、45点満点中の36点以上を目標にしています。大学によってはさらに高いスコアを求めていることもありますが、無理のない範囲で目標に掲げられる点数としました。もちろん、これよりも高い点数を取れるように努力はするつもりです。

この1年間を振り返って、点数に固執しすぎている自分をときどき感じることがありました。しかし、それがあくまでも近い目標であることを、最近認識しました。やはり、その次に私たちが目指すのは大学進学です。国内の大学については、以下の投稿の最後の進路検索というところにまとめています。

国内大学でも、近年IBを利用して出願できる大学が増えてきましたが、やはり進学先として海外を目指す人が多くなるのも当然です。そうなると、次は金銭面の問題が発生します。特に、アメリカやイギリスなどは日本の数倍の学費を払う必要があり、奨学金の申請も同時に行わなければならなくなります。日本のIB生は、多くが11月に最終試験があり、奨学金の出願もほぼ同時期なため、両方をこなすのはやはり大変になります。そのため、奨学金の準備も早めにしておく必要があるのです。この話は、計画の重要性につながります。最終試験だけでなく、大学進学をその先の目標として、私たちは進み続けていきます。

本当に、自分の計画の力を伸ばして、一日一日を大切にしていかなければなりません。IBの後半戦では、毎日が勝負です。「がんばる」というのは、受験生も含めてほとんどの学生がしていることです。そうではなく、「集中する」というその向き合い方が大切になってくるような気がします。noteの投稿も、最終試験までの記録や、まだまだ話したいことはたくさんあるので、これからの活動も見守り続けていただければ嬉しいです。今年もよろしくお願いします。

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