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IB情報の便利ツール
先輩方も最終試験が終わりもう焦っています、Yuyaです。前回、IBの勉強に関する個人的におすすめのサイトを紹介しました。知っているものも多かったかもしれませんが、学校の人からも知らなかったというような声をいただきました。もっと便利なサイトなどもありましたら教えてほしいです!今回は、少し勉強からは外れてIB生として生活する上であった方が便利なサイトやアプリを紹介してしていこうと思います。普段使いできるものもたくさんあるので、どなたにでも有用な情報になると思います!
学校の授業で使用するのは、ほとんどGoogle関係のサイトです。Googleの検索はもちろん、Docs, Slides, Spreadsheets, Formsはたくさん作り、毎日少しずつ増えていくので整理が大変です。わかりやすく名前をつけることも大切で、最近では違う名前を考えるのに少し困っています。分からない人のために簡単に説明すると、Docsは小論文やレポートに、Slidesはプレゼンテーションに、Spreadsheetsはデータ収集やグラフ作成に、Formsはアンケートや模擬テスト作成などに使用します。これらは、生徒だけでなく先生も使用しているので、簡単に共有して見られたりもするため、一人でも複数人でも利用が可能です。
Notion
Notionとは、簡単に説明すると学業や仕事に必要なほとんどの機能を一元的に使うことができるクラウド型のアプリです。世界での利用者数は2,000万人と言われていますが、今後も増えていくことが予想されます。Notionの便利なところは、自分がしたいカスタマイズができるということです。また、一人で使用する場合はいくら多くのページを作成しても料金が発生しないというのは驚きです。私は、学校の授業のデジタルノートとして活用したり、Todoリストの作成や日記の保存などをNotionで行っています。さらに、デジタルに慣れていない人でも、Notion側が多くのテンプレートを用意してくれているので初めてでも使いやすいです。
AI
AI(Artificial Intelligence)の利用は現在普通になりつつありますが、それもここ数年の出来事です。大きなきっかけはChat GPTの誕生であったことは間違いなさそうです。以前から、AIをビジネスに活用するのが当たり前になりつつありましたが、Chat GPTの誕生は特に教育分野において大きな影響をもたらしたといえるでしょう。今までは、Googleのように検索して探したいものを探すというのが一般的でしたが、それを多くの場面で活用できる様になったのがこの対話型AIなのではないでしょうか。それにより、文章の作成や宿題を早く終わらせるツールとして利用する人も出てくるのは当然いました。
このような最新のテクノロジーの使用については、学校や国によって制限されていたりします。IBではこれらAIの使用に制限はありませんが、他の引用と同様明記する必要があるとしています。それを行わないと学業上の不正行為となりかねます。詳しくは、IBOの見解(Link)を見ていただければと思います。
論文検索
日本の論文を検索したいときには、私はJ-STAGEというサイトをよく使います。J-STAGEとは、特に日本で執筆された論文を無料で見ることのできる電子ジャーナルプラットフォームです。昔の論文でも見られるので、例えばノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥さんのiPS細胞に関する論文なども見ることができます。また、日本ではJ-STAGEの他にも国立情報学研究所が運営するCiniiなどを使用したり、英語での検索になるとGoogle Scholarなども利用したりします。また、これらよりも論文数が少なくても、分野ごとに有益なサイトは多くあるので、興味分野の論文を見たい際には特定のサイトに絞ることもおすすめです。
進路検索
大学進学を考える際、高校生にとって情報収集は非常に重要です。特に、IBを履修している私たちにとって、特に日本では出願できる大学の選択肢は限られていることが多いです。また、各大学の募集要項や出願方法が毎年変更されることもあるため、注意深く情報を追う必要がありサイトに頼っています。IBを利用して国内大学に行きたい場合は、文部科学省IB教育推進コンソーシアムが発表している「日本における国際バカロレアを活用した大学入試が可能な大学」(Link)から確認することができます。pdfになっていて少し文字は小さいですが、IBのスコアを利用して受けられる入試を知ることができるので助かります。しかし、全ての情報を網羅しているわけではなく、自分も実際ここに記載のないところへの進学も考えているので、自分で調べてみることも大切です。
海外の場合は、Studyportalsというサイト(Link)がおすすめです。英語ですが、自分が興味のある学問分野や国を入力することで、大学の概要などを理解することができます。特に、学びたい学問分野が決まっている人にとってはとても使いやすいサイトだと思います。学問が決まっていない人でも、国からでも検索できるので興味を見つけるツールとして活用してみてください!
どうでしたか?これらのツールは、誰でも無料で使用できるので、どんどん活用していきましょう!今まで時間がかかっていたことも、ちょっとしたきっかけによって気持ちが軽くなるなら使うべきだと思います。勉強の敵は、作業時のいらない作業に充てる時間です。ストレスも無くして、うまく時間を活用しましょう!