【終了】広島叡智学園の専門対策iBASEの「2次選抜 対策講座2022 @オンライン」
全国から受検が可能で、高い人気を誇る公立中高一貫校「広島叡智学園中学校」。2022年は、11月20日に第1次選抜が実施され、12月25日(日)〜27日(火)に第2次選抜が行なわれます。
広島叡智学園の入試は第1次選抜以上に、2泊3日で実施される第2次選抜の「グループワーク」がとても特徴的。ご家庭だけでは対策しづらい2次選抜を、専門塾iBASEと一緒に乗り越えましょう。
第2次選抜対策講座で、攻略・対策法をお伝えします
毎年、たくさんの受検生にご活用いただいている2次選抜対策講座。今年も、過去の出題傾向を元にグループワーク形式で開講します。当日、受検生それぞれが自分の強みを最大限発揮できるよう、グループワークへの取り組み方を実践的に学ぶ講座です。※先日(11/27)実施したプレ講座の様子をコチラからご覧ください。授業の様子がお分かりいただけるかと思います!
2020年、2021年と実施してきた第1次・第2次選抜対策講座も多くの方にお喜びいただき素敵な声を頂戴しています。
「第2次選抜」の基礎知識と傾向および対策
受検対策は、「志望校を理解する」ところから始まり、当日の検査内容について十分理解した上で、対象となる学校が「どのような生徒を求めているのか?」を適切に想像して対策を施すのが効果的です。
グループワークについて
まず、グループワークですが、広島叡智学園のグループワークは、他校とは異なりコロナ禍においても「フェイスシールド持参」で実施されるほど、広島叡智学園にとって重要な検査と言えます。
▼傾向
5人程度のグループにて実施されるグループワークですが、その内容は、主に大きく分けて2〜3つのテーマが出題され、グループで協力してテーマに取り組むというもの。※最新年度の傾向、及び分析については以下の記事からご覧ください。
▼対策
広島叡智学園のグループワークは、なんとなく練習をするのではなく、大きく3種類に分けて対策することをiBASEではお伝えしています。
【ワーク1】討論をする
いわゆるディベートのような形式で「賛成⇔反対」など2つの立場に分かれ、意見を出し合うワークです。たとえば「友だちと一緒に勉強することはいいか?よくないか?」「小学生はスマホを持つ方がいいか?よくないか?」など、身近な出来事に紐づいた出題が見らます。
このワークで特に意識したいのは、「論理的に意見を練り上げる力」「具体的な話で説得する力」「相手の意見を柔軟に受け入れられる力」で、論理的思考や柔軟なマインドが必要となってきます。
【ワーク2】新しいものを創り出す
2つの立場に分かれる「1.討論」とは違い、今度はチーム一丸となり、新しい何かを創り出すワークです。たとえば「新しいスポーツを考えよう」など、柔軟な発想やアイディアをチームで生み出す力が問われます。
このワークでは、柔軟なアイディアを出すいわゆる「クリエイティブ思考」と、チームで出たアイディアを組み合わせ「新しい何かを創り出す力」が求められます。
【ワーク3】課題を解決する
「課題解決」のワークでは、与えられた課題をよりよく達成するための協同作業が求められます。工作を伴ったワークが出題されることもあり、「ストローを使って1m以上のタワーを作る」など、限られた時間の中での戦略づくりと試行錯誤が問われています。
このワークでは、複雑な「課題を正しく理解する力」と、限られた時間の中で、どんなプロセスでどれぐらいの時間をかけるかといった「プロセスを作る力」、チームで役割分担して臨む「他者を理解しチームを導く力」が必要となります。
チームメンバーの特性によっては、各員が主体的に動く場合もありますが、なかなか決めきれない等の場合もありますので、思い切って指示を出すことが求められる場合もあるでしょう。
面接について
「どんな質問をされるかな?」
「受け答えをきちんとできるかな、、」
面接は、緊張の最中、その場での判断が求められるため、強い不安を感じる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
面接攻略の鍵は、学校の頻出質問から傾向(面接官の視点)を分析し、本番に近い環境で練習をして、さまざまな場合が想定できる本番での対応力をつけることです。
▼傾向
面接時間は、約15分。質問をされて、その質問に答え、そしてされに再質問され、計3~4問ほど質問が投げかけられます。
以下、過去実際に、広島叡智学園の2次面接で出題された質問です。
質問の内容自体は様々で、当たりを予測することは不可能ですが、面接を担当する先生は、主に以下をポイントとしてチェックしています。
これら、面接官の視点を理解した上で、様々な質問に対する対応力を身につけましょう。
▼対策
面接の対策は、前述の面接官の視点を踏まえた上で、どのように対応すれば、印象が良くなるか、どう表現すれば相手が理解しやすく聞き取れるか等を考えましょう。
また、本番で対応力をしっかりと発揮できるように、親子やお友達間で模擬面接として練習に取り組んでみてください。その際、一つひとつの質疑応答を小まめに振り返り、良かった点と、改善すべき点をピックアップし、対応の精度に磨きをかけていきましょう!
グループワーク等の振り返りについて
グループワーク等についての振り返りを、定められた制限時間内および一定字数(700〜800字程度)で表現することを求められます。
▼傾向
そもそも「振り返り」とは、小学校の授業においても頻繁に取られる時間で、授業や日々の取り組み、生活の中で起きたことを思い出し、そこから得られる「気づき」や「学び」を言葉にするプロセスの事を指し、広島叡智学園のパンフレットにも明示されているほど、重要視している力です。
ここで注意しなければならないのが、本来の「振り返り」は、自分の中に起きたことを素直に見つめ、ありのままを書き記せす取り組みであればOKとされるのですが、広島叡智学園で課される「振り返り」は、「経験を学びに昇華する力」を測っている、と推察できます。
したがって、本来教育活動の中で実施される「振り返り」とは全くの別モノとして、きちんと学校側にアピールするという視点も、合格のためには必要となってくるでしょう。
第2次選抜においては、グループワークに取り組む中で起きた出来事の中で、うまく行ったこと(成功)も行かなかったこと(失敗)も含め、そこから学んだことを言語化することが求められます。(=「経験を学びに昇華する力」と、iBASEでは呼んでいます)
▼対策
「振り返り」は4つの観点を持ち、思考を広げることを重視して対策します。4つの観点とは以下です。
これらグループワークで得られた「学び」や「気づき」は、大人から見ればありきたりな内容でも全く問題ありません。重要なのは、起きた出来事を自分なりの視点で、つぶさに経験を観察出来ているかどうか、そしてそれをどれだけ抽象化して捉えることが出来ているかどうか、がポイントです。
第2次選抜対策を実践するには
グループワークや面接対策についての実践
これまで、広島叡智学園の第2次選抜について基礎情報から対策まで解説いたしました。とはいえ、本記事の内容をお子さんに伝えただけでは、当日意識的に動くことは難しいかもしれません。
ぜひご家庭において、学校と入試傾向を理解した上で、親子で一緒に練習を試みて貰えたらと思います。また、お知り合いやお友達で広島叡智を受検される方がおられる場合は、一緒に練習に取り組んでみるのも効果的でいいでしょう。
振り返り作文対策の実践
傾向と対策で記した観点を持ち、これまでの学校生活(たとえば運動会や修学旅行など、大きめのイベント)について振り返りを行う練習をしてみてください。
その際、まずは時間制限なくゆったりと、4つの観点を考える練習が有効でしょう。十分に思い出し、そこからの気づきについて思いをはせた後は、だいたい30分~40分程度を目安に、700字~800字の作文にしてみてください。
自分の中に起きたことを、分かりやすく他人に伝えられる文章になっているかどうかを、保護者の方からアドバイスをしていただけたらと思います。
iBASEで、対策のラストスパート!
毎年、たくさんの受検生にご活用いただいている2次選抜対策講座。今年も、過去の出題傾向を元にグループワーク形式で開講します。当日、受検生それぞれが自分の強みを最大限発揮できるよう、グループワークへの取り組み方を実践的に学ぶ講座です。以下のURLよりお申し込みください。