一銭にもならないエッセイを書くことがやめられない理由
noteを4年続けてフォロワー1,000人超えたけど、noteマネーでウハウハな日々はいまだに私とは縁がない。
有料記事はこれっぽっちも売れないし、サークルだって手が回らなくて雑草が生えつつある。けれども、私はnoteにくる。オチも構成も決めていないエッセイを、子どもを寝かしつけたあとで細々と書いている。
最近、家族が体調を崩して、「ふんばらねば」を気を引き締め続けていた。ヒロアカのOP主題歌を鬼リピートして。
ライターになって書くことを仕事にした。
自分自身で「書くもの」を決めたくって起業した。
仕事の依頼が来る。
交友関係も広がる。
広がり過ぎた活動が首を絞める。
全身ハリネズミのようなメンタルの日がある。
毎日決まった時間に出社して淡々と仕事していれば、自動的に給料は振り込まれて、生活には困らない。書くことなんて、今までと同じようにnoteで満たせばいいのに。
でも、書く仕事は諦められない。
書くことは、私の身体の一部だから。
ネジを回せば切り離せるようなオプションではなく、生まれたときから付いていた要素。
私の書いたnoteで、背中を押された人がいた。
今も応援してくれる人がいる。
私は私の可能性を信じたい。
うねりをあげて、キーボードから紡がれる言葉の一つひとつが、天地を動かすことを、私は知っているのだ。
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