過去記事まとめ「国際バカロレア校の選び方(セカンダリー教育)」「学校に身体の不自由な生徒がいるのは普通のことです」「偏差値の高めな学校には多様性があるか?」「国際バカロレア校の宿題」
国際バカロレア校の選び方(セカンダリー教育)
IB校 インターナショナルバカロレア校 国際バカロレア校を選ぶとき、どうしていますか?
どこでも同じと考えていませんか?
進学先を見比べるだけとかでしょうか?
一番重要なのは、その学校でどの科目のディプロマを学習できるのかです。
学校の説明会でIBの説明を聞くと必ずIBDPの話しもあります。多くの場合は全くの初心者向けに、IB(インターナショナルバカロレア)のカリキュラムとは、その理念とは、とか、コアバリューがなにかとか、「自主性」とか、標語のような説明ばかりが見受けられます。
もうそこはいいのにねっていうような説明会が多く、残念ですね。
さて、どこの学校を選ぶか。
学費と諸費用と、我が家の予算は?
そして、自宅から通わせるのか、寄宿舎(ドミトリー)で生活させるのか。そこは簡単な悩みなので省略しますね。
一番大事で、重要なのは、お子さんが大学で何を勉強したいのか? です。
医学ですか? 科学系ですか? 文系ですか?英語と日本語以外の語学に興味はありますか?
つまり、その勉強したい科目がきちんとIB校で授業として受けられるかです。
その学校によって、「うちから医学部はほとんど受けられません」という場合もあります。つまり、必要とされる科目が現時点でカバーできないとう学校ですね。
簡単にいえば、サイエンスの授業があっても、バイオロジーがないとか。HLやSLとも関係しますが、率直に学校に質問してみましょう。
ここから先は
2,125字
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?