挽回人生 目の前の誘惑 ~マシュマロ食べちゃう?それとも、2倍にする?~
1970年代に実施された現代心理学の実験知ってる?
ウオルター・ミッシェル教授(当時スタンフォード大学教授)のマシュマロを使った実験
被験者は、4歳児の子どもたち。
内容は、シンプル。
マシュマロを一つ目の前に置かれる。
実験者が部屋を退出。
戻ってくるまで食べないでいれば、さらにもう一つもらえると言われる。
教授が帰ってくるのを待てず、マシュマロ食べた子どものその後。
次の割合が多くなっていた。
・アルコール中毒
・ドラッグ中毒
・刑に服す
我慢できた子達のその後で、割合が多かったのは
・学業で成績優秀
・問題行動が少ない
・友人関係に恵まれる
さらに20年後だと、大学卒業者割合が高かった。
30年後になると、収入が高い割合が多い。
自分コントロールに成功すると、色んな機会に出会える。
どんな方法で我慢したの?
我慢できた子供たちは、
・マシュマロから注意を外した
・マシュマロを見ない
・マシュマロを幻だと思う
2つのマシュマロを手にしている自分を想像するという子もいた。
4才の子ども達対象だから、
”精神力を鍛える”とかの問題ではないと一目瞭然。
目標は、設定の仕方でやり切れる確率が上がる。
目標を達成した未来と自分との距離を縮められたら、やり切れる。
距離を縮めるとは?
目標を、やり切った自分を想像する。
どこにいて、何をしているか?
誰といるか?
どんな気持ちか?
服装や、シチュエーションをイメージする。
目標達成している自分を強くイメージして、目標を引き寄せよう。
自分をコントロールする方法を見つけておけば、人生が楽しくなる。
参考文献
人生の科学 デイヴィッド・ブルックス著
量子力学的願望実現の教科書 高橋宏和著
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