エンタメ界でのジャパンマネーとは
「ジャパンマネー」
たまーに聞くこの言葉
その時その場所,その環境
場合によって意味は違えど
僕が聞いたジャパンマネーは
エンターテインメント界隈で使われていた言葉
「ジャパンマネー」
はて?!? どんな意味?!?
ビジネス用語的な感じかな?!?
恥ずかし気もなく聞いてみた。
「ジャパンマネー」
これは
どちらかというとアクションらしい。
たとえば
ミュージカルとか舞台
「えぇ~
そんなに評価されるべき作品なのかぁ?!?
いやはや びっくり」
ここは完全な個人的な意見や、
好みによるものであるのかもしれないが
そんな思いになるこのフレーズ
「ブロードウェイで公演」
「ブロードウェイで満員」
とくに僕もふくめて
日本人はとくになのか知らないけれど
「ブロードウェイ」という
言葉にめっぽう弱い
っていうか その信頼度たるや
ハンパない訳である
「そりゃ 凄い作品だわなぁ」
「この凄い作品を評価できない
僕のセンスがズレているのか?!?」
そんな気持ちにさえ させられてしまう。
「ブロードウェイ」強し!!
こっちとら
勝手に
辛口のスーパー評論家たちを
納得させて
いわば 御墨つきの
作品なんだ
だって
「認められないと
ブロードウェイで公演なんて
できる訳ないもんね」
こちら側の勝手な過剰評価
しかし
よく考えてみると
完成度の高い作品
言うなれば
ブロードウェイに値する作品て
だいたい
超ロングラン
舞台セットや、舞台装置にも
キャスト スタッフにも
破格の予算をつぎ込んでいる
ビジネスであるからして
当然
それを回収しなければならない
それには
かなり 長期で公演を続けないと
成立しない
そんな事情もある
そんな中
ショボめのブロードウェイ公演作品は
というと
短期公演
そもそもの目的が違う
勝負の舞台が違う
「ブロードウェイで公演しました」
「ブロードウェイで超満員」
「ブロードウェイで大絶賛」
それが言いたい
箔をつけたい目的だったりする
そして
客席が埋まっている状態や
豪華な演出として
著名人に招待券を配りまくり
そんな箔を引っ提げて
ガツーンと日本公演
そんな行動にたいして
冷ややかな目で見られることもあり
「あぁ ジャパンマネーね」
なんて 言われたりする
僕は全然
これを否定的にはとらえてないし、
ビジネスに大事な
はったり力だったり
損をして得をする
そこも
ビジネスチャンスだったり
センスだと思う
そして何より
作品の良し悪しは
余計な情報に惑わされず
良いものは良い
ピンとこなかったものは
ピンとこない
自分自身で感じたままに
自信をもって評価する
そんな気持ちで
エンターテインメントに向き合って
いきたい。