更衣室に鏡がないトレーニングジム
ボディビルをする人にとっては、ジムに鏡があるのかのないのか、というのは死活問題です。
僕が普段通っている、ジムには残念ながら更衣室に鏡がありません。
トレーニング終わりに、張り詰めた体を見ることができないのです。
それ自体には特に問題はないのですが、次の点で非常に違和感を覚えました。
ここのジムのHPや、入会をした際にスタッフからの案内にこうありました。
「ここはかの有名なあの、ボディビルダーを輩出しました。」
「その方もここのジムを愛用されておりました。」
と、結構な威勢でずけずけと言うのです。
確かに、ジムエリアの上の方に目を向けてみると、有名選手の直筆サインが飾ってありますし、それもチラホラと数もそれなりにあるので、そういう威勢は確かに宿ってしまうものかもしれません。
当然、僕もボディビルには興味がありますし、この先もそんな大会に出場をしたいですから、少なからずそのスタッフの発言内容には興味がわいてしまいました。
「ああ、あの選手がここでトレーニングをしていたのか、」
「ひょっとすると、あの選手の汗がここのシートに刻まれているのではないのかな、」
と少し、妄想を膨らませる様なそんな感じで。
でも、後々にわかったことが、更衣室に鏡がないんだということであり、散々ボディビル、ボディビルというレッテルを貼った行為に対して、その実態となると、どうも乖離がある様に感じるわけです。
「全然、ボディビルダーに寄り添っていないやん」
って、ジムを利用してから1週間くらいで早くも、ため息を着いてしまいました。
また、そこのジムオーナーもボディビルを現在、現役選手でやっていて、とにかくボディビルをやるならここのジムがいいんだという、内容も先のスタッフからその様な説明を受けましたが、また、それもいやいや、、という感じに映ってしまいました。
だって、誠のボディビルダーならボディビルダーらしい生き方が既にわかっていますし、あるビルダーが感じていることは往々にして他ビルダーも感じてしまうものなんだと思います。
つまり、同じビルダーなら違和感を共感できるでしょ、
ということなんです。
ここでいう違和感とは、僕が感じた更衣室に鏡がないということなんですが、これはただ単に更衣室に鏡がなくて、怒になっているわけではなくて、ボディビルという印象操作をさせたくせに、ボディビルダーに少しも寄り添っていない感じがしたから、という違和感ということなんです。
もし仮に、更衣室に鏡を置くスペースがないのなら、例えばジムで上裸はオッケーとか、せめて、フロント前に鏡を奥とか、そういう工夫をして頂きたいですね。
そこのジムを利用をして、もう2ヶ月くらい経過しようとしているところですが、お客さんでボデイビルダーらしき人は、一人も見たことがありません。
まぁ、ビルダーにとっては、鏡というものが大切なファクターになり得ますが、こと一般の方からすると鏡はさほど重要ではないのかもしれません。
ですが、あのスタッフの説明の仕方には問題がありましたね。
「勝手にハードルを上げるんじゃない」と率直に感じましたね。
詰まるところ、ジムオーナーも誠のボディビルダーではないんだということも、同時に感じました。
誠のビルダーなら、痛いところを知っている必要がありますし、それは今回で言えば更衣室に鏡があるということですが、
それ以上に、経営者なら同時に痒いところに手が届かないといけない存在だと思うんですね。
この痒いところに手が届くというのは、ひょっとしたら半年に1回マシンの入れ替えをするとか、プレートを数を増やすという、ある種資金が必要なことから、マシンの配置を変えるとか、プロテインの試飲会をやるといった経費がほぼほぼ掛からないこともあるわけなんです。
そんな風に、ビルダーに満足度が高いジムは素敵ですし、ビルダーが増える気がするとは思いますけどね。
でも、そんな努力をしている感じが、残念ながらそのジムオーナーには感じられないので、これは誠のビルダーであるとは、僕は認めることができません。
少しモチベが上がるでもいいんです。
そんな気概がオーナーからは感じませんし、モチベを上げようとする努力が感じられないジムが、ここのところ多くのジムではある様に感じます。
少し、内装に拘って、広告費をかけ、新規入会者を毎月の目標ノルマの数に達したら、それでOKのようなジムが多いです。
これではビルダーは育ちませんよね。
筋肉代行屋 J