頭のネジがぶっ飛んでいる青年
先ずはこの動画をご覧下さい。
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https://youtu.be/bYLM5lT1sPM
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僕は常人、超人と言ったようなフツーでは考えられないような生命体、主に人間を表しますが、が大好きです。
僕がここで大きく取り扱っているテーマであるボディービル、というのは少し世間体から見ても、少し常人ではないというか、変態的な眼差しで彼らを恐らくは観ているのだと思います。
「腕から脚が生えている」
なんて、電車の乗車中に目の前のJKの連中に言われることなんて、良い例だと思います。
そんな彼女らの心内では、化け物、ゲテモノなんて思っているかもしれません。
この様に、まぁボディビルダーは色々は場面で、色々な言い回しで良いように言われているのは事実です。
むしろ、彼らはそれらの発言を待ち遠しとしている節もあります。
「俺って、怪物なんだ、ハルクって言われたぜぇえ」
えっへん!!。
と気分が高揚し。ますます加速度的に筋肥大に拍車をかけるかもしれません。
と、本格的に筋トレに2−3年打ち込んで行くと、そういうのがボディビルなんだと、薄ら気がついてくるのだと思います。
で、僕自身は絶賛今もどっぷりと浸かっております。
その浸かる理由も、やはりどこか、ボデイビルは変態的な匂いがするからなんだと今になって思っています。
フラットに見てみても、わざわざお金を払ってまで体を痛めつけに行きますし、それも3時間と、で、今まさにそうですがわざわざお金を払ってまで日サロに火傷しに行っているのです。
まともな、感覚のもし主からすれば確かに、極めて愚かな行為ですし、お金をドブに捨てるな、、とまでいう人がいるのも頷けます。
だって、非生産的ですからね。
よく、筋トレをすると体格がでかくなって、メンタルが強くなるとなんていわれていますけど、その体格がでかいことによる日々の維持コストたるや、えげつねぇーわけです。
冬場でも汗はかくわ、今この夏なんてものはもう、想像を絶句するほどの体感おんどでしょうか。
一駅歩くだけで、滝のような汗を流し、そんな格好で車両に乗ったもんなら、またしてもJKから
「あの人不潔!、野蛮人!!」
なんて言われるかもしれません。
と、維持コストという点では、マッチョの甚大なコスト面は全く語られていないようです。
「体をデカくすればモテる」
なんて、色々な場面でファストフード的なお手軽感で、各いんふるえんさーが言っていますが、
いやいや、そもそもデカくするのにも人体解剖学、生理学、トレーニングスキル、日々の習慣、といった最低限な要素は抑えつつ、
毎月のジム会費代、何よりも多大な食費、オーダースーツ諸々、意外と維持コストはかかるんですよ。
意外と知らなかったでしょ?(苦笑)
この様にマッチョというのもなろうとしたものだけが、誠のマッチョに慣れるのであって、誰でも簡単にプロテイン飲んだら、筋肉がついちゃう〜、じゃないんですよ。
かの有名なシュワちゃんこと、ターミネータ主演のArnold ですが、昔ジムで若い少年にこの様に聞かれたことだあるそうです。
「僕は筋肉をつけたいですけど、あなたみたいな体にはなりたくないんだ、、と」
なんとも礼節にかける発言なことでしょうか、ここではこの内容自体は吟味しませんが、
Arnoldはこう返答をしたそうです。
「私みたいになりたくないじゃなくて、君には一生なれないんだ、、と。」
と少し、マッチョ美談はここくらいにして、本題の頭のネジがぶっ飛んでいる少年をご紹介と致します。
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1日かけてのランジウォーク
この少年は恐らく20代の青年ですが、何よりも特筆するべきはこのぶっ飛んだ考え方、思考性という点においてです。
筋トレをした人ならわかると思いますけど、ランジという片足を前方あるいは後方に前進後進をし、軸足に負荷をかけていく営みですが、
結構きつくて煙たがられるタイプのトレーニングの代表的な種目なんです。
ただでさえ、ジムでやるのをためらう人が多い中、この少年はなんと、1日かけてある地点からある地点までまる1日かけて、ランジウォークをかけて野外で実行をしたそうです。
しかもこの蒸し暑い中で、しかも突然の雷雨に襲われても、しかも仮眠も殆ど取らずに、、。
まさしく変態という言葉がよく似合う言葉だと思います。いや、超人と言った方がいいかもしれません。
彼が、そんな民族大移動じゃないですけど、江戸の参勤交代じゃありませんが、どういう目的でその野外ランジを行ったというと、特に理由はないみたいなのです。
減量期間中なんでやってみました、みたいにそれもまた軽ーく言っちゃうところが、変態的な匂いを感じるのです。
「やっちゃいましたって」
目の前の芋けんぴ食べちゃいました、、みたいなそんな軽い感じで発言をするのですよ。
この思考性がぶっ飛んでいてすごく、動画をみていて刺さりました。
彼には、恐らくボディビルダーとしての輝かしい経歴は、未だないにせよ、この常人では考えられない様な、まさに野外でランジやっちゃうという常軌を逸した思考性は、今後の活躍も時期尚早だと思っています。
それも淡々とこなし、ただ好きで、ただ好奇心を原動力として、他人から見ればそのような苦行のようなものも、彼からしてみれば朝飯前という感じなんだと映りました。
僕自身も、稀有な存在、ユニークな存在になりたいんだというモチベーションで日々を過ごしてきましたが、こういったキチガイみたいな、生命体をみるとなんだが、感心するとともに僕自身ももっと、野郎になれるんじゃないのかね、と思ったりもしています。(笑)
こういった無条件で絶句する様な、ある種の生死を決める行動をとれることは、非常に胸が踊りますし、みている観衆はもっとも楽しめれるんじゃないのかなぁと思います。
まさしく、彼はエンターテイナー、人を素直に楽しませようとという意図は、彼にはあるかは分かりませんが、非常に動画をみていて、彼の一挙手一投足をみながら感じました。
いつかは、僕が彼と勝負をするかもしれません。
僕は彼とは違い、根がチキンですので、どうしても行動の前に先々のことを頭で考えてしまう癖があって、目の前ににんじんがある、、
という姿勢で、残念ながら走ることができません。
僕は彼の苦行ランジを見ながら、僕には彼と同じようにできるのだろうか、もし仮に行ったとしても途中で挫折をして、元の道に引き返すのであろうか?と考えておりました。
実際にこの心境はやってみないと、わかりませんが恐らくはやらないではなくて、やれないのだと結論としてあります。
だからこそ、今自分がモテる最大の武器で、どうしたら彼と同等にユニークになれるのか、どうしたら彼みたいなエンターテイナーになれるのであろうか、と日々模索しているのであります。
まぁ色々な色が、個性が、あってのその人らしさなのだと思います。
ともあれ、感動を覚えました。
個人的には発信者こそ、感動させてなんぼだと思いますけどね。
とりあえず、9月の大会に向かって、自身も頑張って参ります。
筋肉代行屋 J