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「普通」を望む生徒と、成績オール3の現実

少し前に、婚活女性が望む結婚相手の条件が話題になりましたね。

その内容は、

イマドキの婚活女子が男性に求める水準は随分と下がっていて、

・長男でなければいい
・学歴は日東駒専以上でいい
・都内在住なら年収は500万円以上でいい
・清潔感があればいい
・美容室は月1〜2回行っていればいい
・スキンケア程度はしていて欲しい
・見た目は星野源でいい

というもの。

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「こんなハイスペック未婚男子なんぞいるか!」

と話題になっていましたね。笑

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塾でも似たような光景を見かける

これに近い話ですが、

生徒に将来のことを聞くと、

「普通でいい」と返ってくることが多いです。
(なんか寂しいです)

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「その普通ってどんな生活?」深掘りしてみると、

・それなりの高校・大学に行く(偏差値50くらいでもいい)
・20代後半で結婚
・(男子なら)結婚相手と子供2人を養える給料は欲しい
・(女子なら)自分が働かなくても稼いでくれる旦那さんが欲しい
・マンションか戸建てを購入したい
・ペットは飼いたい

こんな生徒に、

「それ普通って言わなくね?」

「それごく少数派のエリートじゃね?」

というと、とてもビックリします。

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オール3で行ける高校の現実

大体の生徒は、

「成績オール3は普通」というイメージを持っています。

つまりオール3を取っていれば、

上であげた「普通」が手に入ると考えています。

でも、オール3って普通なんでしょうか?

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東京都に限って言えば、

オール3で行ける高校の偏差値は、

40〜44くらいになってしまいます。


そのゾーン高校の卒業生の進路は、というと、

4年制大学が良くても半分くらいです。

(残り半分は専門・短大・就職など)

その内訳も、偏差値50を超える大学はごく少数です。


つまりいきなり、彼らのイメージする、

「普通=偏差値50くらいの進路」から激しく逸脱することになります。

興味があればこちら↓からどうぞ。

成績オール3は換算内申39です。

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現実を知り、正しい努力を

要求水準や欲求水準が高いのは決して悪いことだとは思いません。

それ自体が行動のエネルギーになります

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でも、自分が望む「普通」とはどんなレベルなのか

自分はその「普通」を望むに値する努力ができているのか

それを正しく認識することは必要不可欠でしょう。
(※今、断じて婚活女子の話はしてませんからね!)


学校の先生は、仮に生徒の成績がオール3だった時に、

オール3は偏差値で40〜44程度であることや、

将来のライフプランの実現可能性にまでは

言及してくれませんからね・・・!

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