大切な人を守るために
〈心のHPが0になりそうな自分を楽にする本メンタルクエストを読んで〉
私は3年前に大きな病気を経験した。病気のせいで精神的にやんでしまった時期もあって今でもHPがよく0になることがよくある。
だからこの本を読んで自分とうまく付き合えるようになりたいと思った。
特に勉強になったのはべき思考を手放す話。
何でもこうあるべきって考えていたけどそれらは思ってる以上に大事なものではないということに気がついた。
それから分人主義という考え方もとても勉強になった。
いろいろな自分がいるけど全部自分なんだ。と受け入れられた。
だけどこの本の中で一番心が動いたのは「おわりに」で書かれている
僕は身の回りのごく近しい大切な人の「生きづらい」「死にたい」に全力で答えられる人間でありたいのだ
という言葉だった。
私には、いつも死にたいといっている親友がいる。生きている意味がわからないと。
それから私を救ってくれているKpopというコンテンツでは実際に好きなアーティストを自死によって失うことが残念ながら増えてきてしまっている。
私の周りの大切な存在が心を病んでしまう経験、そして自らも心を病んだ経験からそういう人たちに寄り添える仕事に付きたいといつからか思うようになった。
今はまだ親友にも、好きなアーティストにも、何もできない自分が本当にもどかしい。悔しい。
だけどそこで立ち止まることは何の役にも立たないから自分も楽な生き方を模索しながら著者の鈴木さんのように大切な人たちの「生きづらい」「死にたい」に全力で答えられる人間になっていこうと思う。
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※ 8月16日(日)13:00からのInspire Highでのライブ配信講座、内科医 鈴木裕介と考える「生きづらさはどこからくる?」の読書感想文企画に参加しています。
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