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小1ASD@二学期の課題
二学期は行事が多い。
やらされることが苦手な息子にとって
意味もなく走らされるのも
群れた人の中でカゴに玉を入れるのも
好きでもない曲に合わせて踊るのも
苦痛でしかないようで、毎日の練習にグッタリ。
迎えに行く日も増えて
親子ともに負担が多い二学期。
いつものように迎えに行き、坂道を歩いていたら
「お母さん、迷惑かけてごめん」
と息子に言われました。
「どうしたん、気にせんでいいよ」
と言ってみたけど、息子の表情は暗い。
「子どもは大人に迷惑かけて大人になるもんや。どんどん迷惑かけたらいい。子どもはそうやって大きなるもんよ」
「…そうなん?」
「キミの周りにいる大人たちってすごくしっかりして見えるけど、ちゃんと小さい頃があって、たくさん迷惑かけて大人になってるんよ。」
「…」
「大人になる頃には自分はたくさん助けてもらったことを忘れてしまってる人が多いけど、母さんは、たくさん迷惑かけて大人になったことを覚えていられたらカッコいいなと思ってる。」
「…」
「キミは記憶力めっちゃいいからさ、いつかキミが大人になったら、キミがしてもらった分の優しさを子どもたちに返してくれたら嬉しいな。それまでいっぱい迷惑かけて優しさもらって成長したらええよ。」
「うん」
学校まで行く頻度は多いものの、運動会も参観も来るなと言われ(緊張するから観覧する人間を1人でも減らしたいという理由 笑)息子の学校生活での成長を見ることは叶わないのですが、、人間に興味の薄い息子が相手を思いやる一面を見せてくれた帰り道でした。