見出し画像

ASD/ADHD夫@寝かしつけの課題①

子どもの寝かしつけは、父さんの希望で1日交代で行っています。

育児に参加したいけど、ジムへ1日おきに通うルーティンは崩せない。寝かしつけで息子につられて少し寝てしまうと起きるのが気持ち悪くて動けないからという父さんのこだわり。

息子が「母がいい」と言えば、数日連続て私が寝かしつけることもあったのですが、父さんはジムに影響しないため文句を言いませんでした。

そんなある日、私担当の日に「父さんと寝たい」と息子が初めて希望。息子の希望を優先させたいけど、父さん何というか…と心配したのですが、すんなりOKしてくれました。「自分のこだわりより、息子の意思を尊重してくれた!すごいやん!」と褒めていたのですが…

翌日、「今日買い出し行かな食材ないから、寝かしつけ代わってほしいねんけど」と打診されました。

「…え?息子がそれでいいなら別にいいけど…」

「息子、それでええ?」

息子もASDの特性で急な予定変更は苦手。渋々な表情で了承してくれたので、先に寝室に上がるよう伝えました。

「えっと…食材って、それ昨日から予測できたやんな。昨日から今日とトレードのつもりやったん?それなら言ってくれないと、息子が混乱する。」

決まったことを何言うてんねんという不貞腐れた顔の父さんは、軽いため息をついて

「明日は俺が寝かしつけてもええで」

と言うてきました。

「なんで打診する側が上から目線?んで、さらに変更してるの?今日ジム行けば、明日は行かへんから父さんにとって都合がいいだけやん。なに配慮したみたいに言うてんの?」

「いや、ジムなんて関係ないって。食材が…」

「ジムに行くためでもあるでしょ。むしろそっちの方が大きい。筋肉を1日おきに休ませたいと言ってたやん。」

「いや、それはどうてもよくて、明日の食事が困るから」

「買い出しといえば家族に尽くす献身的な態度に見えるけど、なんで食事をあなたが作ようになったのか思い出して。」

「…」

「あなたのこだわりで、スーパーの惣菜は却下。前日の残り物には口をつけてくれないから、私が残り物を食べることになり、同じ食卓なのに一食ずつズレて別の物を食べる有様。カレーはルーを使わず香辛料と小麦粉で。汁物がないと米が飲み込めない。手作りのコロッケはメインにならないから別にメインを用意しろ。シチューはスープだからメインを作れ。あげく特性で食べない息子を、私の料理の仕方だと責めてきましたよね。」

「…あー、まぁ、そうかもしれない」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?