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ONE PIECE FILM REDを観ました。※ネタバレ有
私の予定調整の下手くそさのせいで公開から1ヶ月経った「ONE PIECE FILM RED」。
ようやく観に行けました。
……いやあ、すごかった。凄いんだろうなって思ってたけれど、その予想の凄さを悠々と越してきた。予想の斜め上で凄かったじゃなく、まっすぐ凄かった。期待以上のものが全部かえってきたような感じ。
ここ何年も、ONEPIECEはアニメではなく漫画でしか見ていなかったのです。だから、アニメについていけるかなぁなんて思っていた自分。もう全く、そんな心配は必要ありませんでした。
映像の迫力に、ヒロイン、ウタの歌声。これは、テレビなんかじゃなく、ぜひ映画館で見て欲しい!そう思える内容です。ものすごい迫力でした。
そして、ストーリー。今まで、自分は15年間ONE PIECEを見てきましたが、見てきたからこそ味わえる感動があったと思います。
※以下、ゴリゴリにネタバレしてます。
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ウタの愛と純粋さ
本当に「ウタ」という人間の魅力が素晴らしかったです。
彼女がなぜここまで愛される歌姫となったのか、それは、ウタの「愛情と純粋さ」なんだろうなと納得できました。
人間の理想郷である、純粋に幸せを願う気持ち。それを体現しようと、命をかけて歌う姿。
このあまりの純粋さは、時に人を壊してしまう。
それって、すごく現実世界でもある事ではないでしょうか。純粋すぎる人って、凄く生きづらい。それを表現しているようで、心が痛かったです。
そんな、ある意味ウタの「人間臭さ」を、現実とはちょっと離れたONEPIECEの世界にしっかりと取り込んでいたこと。ひとつの映画作品としてすごく見応えがありました。
様々に描かれた「家族愛」
「ヒロインのウタは、シャンクスの娘」
ということは、事前に情報としてありました。それに加え、公開前から節々に伝わっていた「海賊嫌い」のウタ。恐らくシャンクス達と過去に何かあったのだろう。それを踏まえ、どうウタとシャンクスが映画内で交わってくるんだろう?
多くの方がそう思いながら、映画館に足を運んだと思います。
実際、そこで描かれたのは「親子愛」。いや、親子愛なのか何なのか。そんな簡単な言葉で表せないけれど、赤髪海賊団を含めた「家族愛」が1番近い……のかなあ。なんかそう言葉に当てはめると違うような気もするけど。
それ以外にも、いろんなカタチの家族愛が詰め込まれていました。
1番泣いたのは、ウソップと父ヤソップの見聞色の覇気による共闘。親子共に司令塔として仲間に指示を送る姿。かっこいいなあ。興奮しすぎてあんまり覚えてないくらい、かっこよかった。
最高すぎてめちゃくちゃ泣いたよね。。そんなんみんな喜ぶよ……これだけの為にもう一度観にいきたい。
また、シャーロット家の兄妹愛も良かった。ホールケーキアイランド編でもカタクリとブリュレの関係性はとても印象的だったので……またこの2人の温かな関係性が見れて嬉しかったなあ〜…
最初は、なんでビッグマム海賊団が?と思ったけれど、この映画のテーマのひとつに「家族愛」があるとするなら、彼らは欠かせないのかも、と理解しました。
他にも、ゴードンとウタ、シャンクスとルフィ。この関係性も、「家族」とは呼ばないだろうけど、それ同等の強い結び付きを感じました。あと、ゴードンにはめちゃ泣かされました。あんなん反則。
もちろん、いつもの如く麦わらの一味の「仲間愛」も感じられて幸せでした。これが好きで、何年もワンピースを見続けたと言っても過言ではないのです。
ライブへ来ているかのような迫力
最初のシーン、ウタのライブの一曲目「新時代」が流れます。
本当にライブに来たような興奮とワクワクで、最初から涙が出てきました。
同じような現象が現実でもありました。実際のライブに行った時です。エンディングよりオープニングで泣いてしまうタイプなんですよね。
それ同等の臨場感は、なかなかアニメーション映画では感じたことがありません。すごく楽しかった。。
エンディングの映像
ウタの歌と共に流れてきた、懐かしい顔ぶれ。
扉絵のシリーズのひとつ「世界の甲板から」が大好きな自分にとっては、まさしくそれがアニメ化されたようで嬉しかったです。
扉絵だけに出てきた、例えばウォーターセブンの女の子秘書も出てきていました。そこまで詳しくないので、これ以外も何点か気づいたくらいでしたが…そんな要素がたっぷり詰め込まれているんだろうな。
何回も見に行ってしまう気持ちがめちゃくちゃ分かる映画です。
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的はずれな感想でしたらすいません。2回目行ったら、また感想が変わるのかなあ。時間見つけていくぞー!