日曜劇場 VIVANT
敵か味方か、味方か敵か、コンフレークかコンフレークじゃないか、ミルクボーイの漫才のように毎週思惑を揺さぶられる濃密な2ヶ月間だった。
過去の日曜劇場で培った巧みな伏線回収と顔で語れる役者をこれでもかと総動員し、ぐうの音も出ないほどのスケール感にテレビの希望を感じた。
また、ブラッシュアップライフや映画怪物と同様にSNSで考察を盛り上がらせる手法は今後さらに加速していく。ただそれもすぐに飽和へ向かうので1クールに1つの椅子取りゲームになるだろう。
ただいまとおかえりを交わしスパイファミリーを結成した堺雅人にすぐさま次の任務が用意されるラスト。1人1人のキャラクターが魅力的だからスターウォーズのようにどこからでも物語は展開できるよね。
色んな意味で役所広司は永久に不滅です。