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ドトールコーヒーの創業記を読んで心に残ったフレーズ10選

こんにちは。なごみ地蔵です☺️

本日は「普段ドトールを利用する」「ドトールが好き」という方に向けての記事です。

日経WOMEN2月号の『池上彰×増田ユリヤ 現代ニュースのキーワードLIVE』の『コーヒーと世界史』の記事をきっかけに、『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』を読んでみました。

その記事で池上彰さんがお勧めされていた『想うことが思うようになる努力 ドトールコーヒー成功の原理・原則』を読みたかったのですが、私の利用している図書館では取り扱いがありませんでした。

今回私が手に取った本は、借りてから気が付いたのですが、『想うことが思うようになる努力』を文庫化にあたって改題の上、加筆されたものだと知り、結果としては読みたかった内容が読めました。

今回は、この本の中で特に心に残ったフレーズを10個ご紹介します。

1.「成功するにはコツがある。それは成功するまでやめないことだ。」

こちらは、文庫版まえがきに書かれている松下幸之助氏の言葉で、「会社を興し、発展させる秘訣を教えてほしい」と聞かれるたびに、この言葉を引用しながら話しているそうです。

2.「勝つか死ぬかの気持ちで物事に当たる」

こちらも文庫版まえがきに書かれているのですが、ドトールコーヒーの創業者・鳥羽博道氏の事業経営の基本となっているそうです。

3.「人生は夢を持って、それを全情熱で追い、決してごまかしたりへこたれたりせず、全精力を持ってやり抜くことである」

こちらは、第一章で鳥羽博道氏の好きな詩として紹介されているもので、「夢を抱いて、こつこつと努力を積み重ねていきながら、その夢を実現していく、人生とはまさにその繰り返しではないかと思っている。」と続けて書かれてあります。

4.「願いが正しければ、時至れば必ず成就する」

こちらは、第三章に書かれている徳川家康の言葉で、鳥羽博道氏の座右の銘のひとつでもあるそうです。

5.「金の貧乏をしても心の貧乏するな」

こちらは、第五章で、鳥羽博道氏の父親がよく語っていた言葉として取り上げられています。
「自利を優先して、他利をおろそかにしてしまうことに気をつけなければならない」と、商売の上で大切なことが書かれています。

6.「反応の早さは信頼の深さ」

こちらは、第六章で、ドトールコーヒーの全社員に「何かあってクレームが来たときは素早く対応することに最善の努力を払う」ことを促すにあたり、忘れてはならないこととして書かれています。

7.「高い理想を掲げ、現状を打破し、革新しつづけることが永遠の繁栄をもたらす」

こちらは、第六章で書かれている鳥羽博道氏の考えで、フランチャイズに加入することになったオーナーには、教育研修を通して、この精神を身につけてもらうそうです。

8.「因果倶時」

こちらは第八章に書かれていて、「原因と結果というものは必ず一致するものだ」と釈迦が説いた言葉です。
「現在の一分一秒が将来につながる」という人生の真理を鋭くついている言葉で、鳥羽博道氏の座右の銘になっているそうです。

9.「至誠通天」

こちらは、あとがきに書かれている言葉で、「人間の心の、本当に誠から生まれたものは必ず天に通じる」という意味で、鳥羽博道氏の生き方を表した言葉とも言えます。

10.「想うことが思うようになる努力」

こちらは、まえがきにもあとがきにも書かれている言葉で、鳥羽博道氏が一番伝えたいことなのだと思います。
「自分の想うこと、ロマン、夢、目標を実現したいのであれば、そのための努力を惜しんではならない。」とあとがきには書かれてあります。

最後に

『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』を読んで心に残ったフレーズを10個紹介してきましたが、いかがでしたか?

ドトールコーヒーの創業者・鳥羽博道氏の情熱が、これでもか!というほど詰まっている本なので、自己啓発本を読んだような、胸がいっぱいになる感じがありました。

今までは、「近場にあるから」「手頃な価格帯だから」という理由で、ドトールへ行くことが多かったのですが、この本を読んでからは、ドトールがもっと好きになりました♡

背表紙に「若者やビジネス人に元気と勇気を与える起業物語」とあるように、「自分も前向きに頑張ろう」と思える本なので、ぜひいろんな方に読んでいただきたいな、と思っています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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