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イライラ論

今日もありがとうございます。
心理教育家、のりさんです。

大人も子どももイライラすることってありますよね。
厄介で扱いにくい気分!だと私は思っています。

心理学的にはイライラは代理感情と呼ばれ、実際に感じている本物の感情の代わりに表出している感情といえます。
個人的には感情というより気分の感覚かな、と思っています。

心の底にある、本物の感情というのは、TA心理学では大きく4つに分けられ
・喜び
・悲しみ
・怒り
・怯え
と言われています。

その一歩手前で感じやすいのが
・不安
・焦り
・怖い
・心配
・劣等感
・後悔
です。

これらをまとめて、イライラで表現していることが私たちにはあります。

そして、イライラの原因となるものは、私たち一人ひとりが持つ価値基準や思い込みだったりします。

例えば、LINEの既読は付いてるのに返信が来ない、などという状況でイライラする人は結構いるんじゃないでしょうか。

そのイライラの背景にある感情を考えてみると、不安だったり、焦り、中には悲しさ(寂しさ)というものかもしれません。

では、なぜその感情が出てこず、イライラの方が優位に出てきてしまうのかというと、「既読はついてるのに返信がこない」この状況に、自分の価値基準が反応しているからです。

その基準というのが
・既読をつけたらすぐに返信すべきだ、もしくは、「後で返信する」と一言伝える方がいい
・そもそもすぐに返事ができないなら、未読でいるべきだ

しかし、気にならない人もいますよね。

それは基準が違っていて
・返信はできるときにすればいい
・既読=読んではもらえてるからOK

こんな風に捉えているため、相手の行動に振り回されずイライラすることがほとんどないのです。

面白いのが、このケースの場合、自分のLINE返信スタイルと同じ傾向がある相手にはイライラし難く、逆だとイラッとしてしまうのです。

まとめると
イライラというのは、自分の価値基準が大きく影響しており、その基準幅が狭ければ狭いほどイライラスイッチが入りやすいという事になります。

心にフタをせず、本物の感情と基準がわかれば、イライラしちゃう自分が受け容れられるものなのです。

そのためにも基準幅を広げてあげることが大切になります。

じゃあどう広げるか?

そこがチャレンジにはなるかもしれませんが、まずは自分の基準を知る。そして足りない知識を得て、経験を積んでいく。

そうすることで基準幅が広がっていきます。

何より誰かに相談して、サポートを受けてみることも大切かもしれません。


読んでくださってありがとう。

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