大鬱
大鬱だ
いつの間にか土曜日。時間がぶっ飛んでる。この平日は何をした?
何かを始めようと思っても着手できない。奇跡的に着手しても頭が回らないので進められない上に、そこから導かれる自分の能力の無さにメンタルがやられる。
嫌なことを直視できずに後回しにして、より状況が悪化する。
この大鬱の状態を少しでも文面に起こしておく。
元気な時に腹痛のことを考えないのに、腹痛の時は如何に普段が幸せであるかを考える。
こんな感じで鬱の波が酷くない時は、まるでそれが通常でそのまま続くと思ってしまう、愚かな事に。
脳がキュッとなってる感じ。
何かを始めようと思ってブラウザを開いてもそのまま作業を始められない。それに抗って前に進もうとすると危険信号のように動悸が激しくなる。その動機を押さえ込もうと頓服のワイパックス錠0.5mgを飲むが、急には効果が出ない。そのあと次第に効いてきているのかも分からない。ただただ「動悸が始まったら頓服」という刷り込みがされていくだけ。
作業しようとブラウザを開いて少し検索する。次から次に気になったことを調べる。もう本筋には何も関係がない。これはADHDによるものなのか、それとも鬱状態の体がこれ以上無理しないように取っている逃避行動なのか。どちらにせよ本筋は全く進展していないのに、自分の活動時間はちゃんと経過して、活動限界を示す赤ランプが点灯する。動悸がする。逃げるようにゲームをする。
ゲームも出来ない。
鬱の患者は、「今まで楽しいと思えたことも楽しくなくなる」らしい。
それが所以か、ゲームも楽しくない。楽しくないというよりできない。Steamにはたくさーんの購入済みゲームライブラリがあるのに、食指が動かない。たまに食指が動いてこれなら出来ると思って起動をしても、スタート画面が出た段階でやっぱり出来ないと思いすぐにゲームを閉じる。
ただこれなら出来るという最後の受け皿のようなゲームがあって、brotatoと言うのだけど、ただ気持ちいい、そして適度に難しく未だに達成できていない項目があるので、そのためにプレイできる。安全装置。このゲームだけは出来るから、脳を空っぽにしてドーパミンだけを貪り食う。
昨晩は、そのゲームをしながら映画ルックバックを流して耳だけで聞いていた。ルックバックが終わったらジョーカーを流して聞いていた。
鬱だから何も出来ないんだー、と言い訳しながらテレビの前に寝転がり鼻くそほじってポテチ食いたいわけじゃなく、稼働したい、切実に、本気に。
いつだか、宇宙兄弟のアニメを流したら鬱抜けしたことがある。(鬱抜けといっても寛解レベルではなく、波が抜けただけ)
じゃあそれを追って宇宙兄弟流せば良いじゃんと思われそうだが、正論ですね、ですが、だけどそれじゃあ救われない、解決しない。
宇宙兄弟付けるのすら気が重い。
一週間後のやりたいこと考えて紙に書いたら?
すごく良いアイデアだと思いますが、すみません、出来る気がしません。