イケベの読書録_2024.12
読み終えるたびに更新→月末に完成するスタイル継続中。
今月は年の瀬!って感じで分かりやすく読書量が減ってます。
果たして年末休暇で巻き返せるのか(12/25現在)
4冊でした!(12/31)
1冊目は電子書籍で。
NHKでドラマ化された「団地のふたり」
一緒にドラマ版にどハマりしていた夫から
「U-NEXTで原作の続編読めるらしいよ」との情報が…!
ドラマ版のキャスティングが素晴らし過ぎて、団地で暮らす人々もみーんなドラマの俳優さん達で脳内再生しながら読みました。
続編も相変わらず緩くて穏やかな団地の日常。
年末の慌ただしい日々の息抜きに、心地良く読みました。電子で読んだけど、文庫版出たらまた買いたいな。
「事務」という仕事にとてつもなく苦手意識を持ってたんですが…私は事務という業務を誤解していたのか…?!?!
単語に対する認識が思いっきりぶち壊されました。めちゃくちゃ面白かった。
タイトル通り「生きのびるための」事務でした。
これから世の中はどうなっていくんだろう…みたいな漠然とした不安や焦燥感を持っている今、
そして年の瀬に読めてよかった。
私もタイムマシンに乗ってみます📖
連作短編集が好きです。
あるお話で出てきた人物が、次の作品の主人公に…ってやつ。
映画でも小説でも、
あぁ、脇役なんていないんだなぁ。と思う。
ある側面では嫌なキャラでも、その人にはその人なりの事情や正義があったりする。
先に読んだ物語にも奥行きが増す。
この作品ではさまざまなカタチの「独立」を描いている。親元からの独立、組織からの独立、しがらみからの独立…
ポジティブな独立もあれば、必要に迫られ、外的要因によるものも。
きっかけは何であれ、自分自身が「選択」したのならば、それは「独立」なのかも。
あとがきで「小さな独立を何度もする」という表現も素敵でした。そうか、1回じゃなくて良いんだ。
片桐はいりさんが、グアテマラに住む弟を訪ねる旅のエッセイ。
たった半月の旅と思えないほど濃密なエピソード。異文化への驚きが瑞々しくて、
あまりにも日本の常識と違うグアテマラの人々の生活に、一緒に首を傾げながら読んでいた。
特に、弟さんの奥さんと路上生活者(?実は家があるという噂も…)の日々のやりとりが印象的だった。
きっといちいち説明するのは野暮な、彼らの絆があるのだろう。と、首を傾げながら思った。
帰国後の珈琲の話も含め、家族をテーマにしたエッセイだった。
弟さんの解説は「ご本人登場…!!」とテンションが上がった。後日譚も分かって笑顔になりました。
本を読んで、感想をアウトプットする習慣が継続できた達成感!!
ついスマホに手を伸ばしちゃう時間を読書タイムにしたい!と思い立って始めた読書録。
最近はこれまで読んだ本をもう一回読み返したいな〜という感覚も。
新年も楽しく読書を続けたいと思います📚