「あー、それはもうおっさんだね」―――人は私の癒やしをそう言う
何か文章を書きたくなりました。
何を書こう…
そう思っていたら、先日職場の人に言われた言葉を思い出しました。
タイトルの出落ち感が否めないのですが、最近の私の癒やしを人に言うと、9割9分そう言われます。
今日の記事は、そんなおじさん女子の悲哀を綴ろうと思います。
コロナ禍での癒し
コロナ禍になり、今までの生活が一変しました。
コロナ禍前の私と言えば、夫と休日が合えばすぐにどこかへお出かけをし(近距離、遠距離問わず)、同僚や友人との飲み会も頻繁に参加してました。
それがSTAY HOMEが基本になり、家に閉じこもりっぱなしの休日。
毎日休みもなく遊び動き続けていた私としては、耐え難い日々が続きました…
(自分の体力も顧みずこんなに動きまくっていたのは、HSS型HSPの特性だったのかな、と今は思いますが…)
緊急事態宣言が解除されても、慎重に慎重を期す必要があったので、コロナ禍以前のようなストレス発散法を使うことはできなくなりました。
そんな私のつよーい味方になったのが、「DAZN」
私の生活はDAZNにより、完全に潤いを取り戻しました。
ついでに夫もサッカーファンにしちゃいました。
DAZNの功罪
中学生の頃、BS TBSでJリーグの試合を多く放送していました。
そのため、Jリーグが開催される週末は、1日3~4試合見ることもざらでしたが、いつしかJリーグの放映権は有料放送へ移行。
幼い私は次第に試合を目にする機会が減り、Jリーグからも遠ざかってしまいました…
しかし!
今の私は社会人!
自分の趣味に、多少お金をかけることができる!
夫の後押しもあり(詳しくは上記の記事参照)、DAZN加入。
その結果、Jリーグの試合が全試合見放題!
コロナ禍で外出制限されたことにより、Jリーグ観戦に更に拍車がかかりました。
こんなにJリーグを見るようになったのは、中学生以来。
しかも今回はJ1だけじゃなく、J2もJ3も見れる!
(海外リーグも見れますが、いよいよ沼になってしまうので、怖くてまだ手を出せていません。)
まさに私にとって天国と言える日々を送っていたのですが、それがまさか私のおっさん化を加速させているとは露にも思いませんでした…
おじさんで何が悪い
「さとうさん、早く家に帰ってリフレッシュしてね。」
「ありがとうございます。早く家に帰ってビール飲みながらサッカー見ます。」
1か月くらい前でしょうか。
残業が多く、見るに見かねた上司から声をかけられた時にそう答えたのですが、その話を横で聞いていた同僚が思わず吹き出していました。
「それって、おっさんじゃない。」
家でサッカーを見ながらビールを飲む―――これのどこがおっさんなの!?
そう言いそうになりましたが、冷静に考えれば、キラキラ女子がほろ酔いになりながらサッカー観戦(時にはブーイングや悪態も付く)ってしないよね。
そうだよなぁ…、キラキラ女子はビールなくてカクテル片手に、テレビの前じゃなくておしゃれなバーにいるよね。
そういえば、私の父(鹿島アントラーズサポ)も、日本酒片手にサッカー中継にかじりついていたな…
―――あれ、「TV+サッカー+ビール」っておっさんなの!?
時をほぼ同じくして、別の同僚にも偶然私の最近の癒しを話したら、「おっさんだわ。」と一蹴されました。
自分の癒しが、実は30代前半のキラキラ女子からかけ離れたものだと気付いた時、私は自分のおっさん化を自覚したのでした…
(そう言われてみれば、おしゃれなお店よりも大衆居酒屋で飲む方が好きだわ…)
※ただお伝えしておきたいのですが、毎回ビールを飲んで観戦しているわけではありません。
ナイトゲームでない限り飲むこともありませんし、集中してサッカーを見たいときは一滴も飲みません。
これだから止められない
それにたとえおじさんに多い趣味だったとしても、今更この癒しを手放すことなんてできない!
今日だってそうです。
愛媛FC vs SC相模原の試合を観戦し、改めてJリーグの楽しさ、サッカーの奥深さを実感、ますます私の癒しの時間になりました。
J2残留争い真っ只中のチーム同士の対決だったのですが、83分に愛媛FCが先制するも、89分、90分+6分(つまりアディショナルタイム)と相模原が得点し、大どんでん返しの展開でした。
やはりこの時期の残留争いは、気持ちも熱量も高い試合ばかりで見逃せません。
何かが起こる―――サッカーを見ていると、そんな予感がする瞬間が多々ありますし、感動や衝撃、喜びや悲しみが織り混ざった濃密な90分の物語は、私の日々の様々な出来事を忘れさせてくれます。
誰に何を言われようとも、やっぱり私の生活を潤すにはJリーグは欠かせないのです。
そろそろDAZN年間パスの販売時期になりました。
今まで単月契約だったけれど、今年はついに年間パスに手を出してしまおうか、非常に悩ましく思っています。
つらつらと色々なことを書きましたが、結局何が言いたいのかと言うと、たとえどんなにおっさんだと言われようとも私はJリーグを見続けるでしょうし、キラキラ女子にはなれそうにもないので、背伸びせずに好きなことをやって、日々の癒しを手に入れようと思います。
20代の頃は少しでもキラキラ女子になりたくて必死でしたが、30代になって多少図々しさが生まれて、「私は私」と割り切れることが増えたような気がします。
だから、おっさん化してると周りに言われても、私はそれなりに楽しくやってるから、それはそれで良いんだと思います。