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駄菓子屋のロマン

小1の娘が足し算引き算を習っている。毎日、計算カードの宿題をやっている。

先月くらいから、風呂掃除をすると報酬に10円支払うお手伝いシステムを導入した。それで少しずつお金を貯めて、近所の駄菓子屋さんでお菓子を買おう!という計画を旦那がブチ上げた。旦那の方がわくわくしてるんだが?

自力でお金の計算をする練習になる。お金を稼ぐ大変さをを学べる。自分の努力で手に入れたお金で好きなお菓子を買う喜びを知る。まさに一石三鳥である。なんて、うさんくせぇ育児ライターみたいにもっともらしいことを書いてみたけど、細かいことは知らんがな、楽しかったらええねん。


毎日コツコツがんばり、200円くらい貯まったので、約束通り駄菓子屋に行ってきた。旦那に計算をフォローしてもらいつつ娘が選んだお菓子がこちら。

合計90円くらいだったかな(控えめ)


はぁぁぁぁぁ
ナツカシーーーーーー!!!

上から2番目のモロッコヨーグル、子どもの頃駄菓子屋に行くたび毎回買って、アホほど食べたわ。フタはいろんな色があるけど、味は全部同じ(たぶん)

今回およそ30年ぶりに食べたら、正直あまりおいしくはないな…でも、子どもにとってはこれがいいんだよね〜

カラフルな丸いラムネは占いつき。ぷちっと押し出すと、ひとつひとつに結果が書いてある。恋愛◯、スポーツ△、宿題×とか、そんな感じ。小学生に恋愛もクソもあるかよぉと思いつつ、こういうので一喜一憂して友達とわいわいおしゃべりするのが楽しいんだよな。



私の実家近くにも駄菓子屋があって、ほぼ全ての商品が10円だったので、子どもたちの間では『10円屋』と呼ばれていた。お世辞にもきれいとは言いがたい、強い台風とかでかい地震が起きたら倒壊するんちゃうかと思うほど古びた店構えだった。場所もはっきり覚えていて、Google mapのストリートビューで調べてみたけど、やはり店はなくなっていた。

母には何回か「お小遣いはあげるけどできれば行ってほしくない」的なことを言われたのを覚えている。確かにね、今思い返せば衛生的にどうなのという様相だったけど、子どもはそんなの知ったこっちゃない訳で。私の中には、放課後友達と一緒にお菓子を買って楽しんだ思い出の場所として残っている。娘と行った駄菓子屋も、大人になった時にそういう存在になるかもしれないな。


なお令和6年現在、うまい棒は15円、モロッコヨーグルは25円になっている。



モロッコヨーグル製造会社のサンヨー製菓のホームページが手作り感満載、90年代のかほりがぷんぷんしてやばい(褒めてる)これ、わざとだよね??掲示板にカキコしちゃおうかな??


たい焼き



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たい焼き
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