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死、詩、詞、止、支、志、思、私、至、屍、、、 様々な雑念が混じり合うが、それを名指すことができない エッセイ風に書こうにも、そもそもこの思考のなかに論理性が無いため こうしたわけのわからない体裁で書いている 死を思う 希死念慮もあるが、 しかし思考の帰結としての死への渇望、諦念、飛躍、命懸けの 死にたいというよりは消えたいという感覚に近い 孤独を恐れ、街中に逃避しても 他者を受容することができない、不安、懼れ、 自己肯定感は風化している 心象風景は砂漠 ここは都会のオアシスか
東京 到着は新宿 早朝 夜明け前の熱気 朝帰りの人々 断続的な会話 間隙という陥落に落とし込まれる疲労と眠気 一瞬の輝き 太陽の目覚め 散乱するゴミ 新宿の匂いがまとわりついた路面を滑る 粘性のきらめき 乾かない響きのなかで 空気が循環していく感覚がある 駅に向かう人々 顔に張り付けたマスク 隠蔽の詐術 足にまとわりついた倦怠感はほどけない 歩く、街中を ただひたすらに 歩く