No.9 フードテック

先日、佃煮風に味付けしてある大豆ミートを食べました。
私が食べた大豆ミートの食感は、鶏肉と砂肝の中間という感じでした。あっさりとしていて美味しかったです。

代替肉について調べている中で「フードテック」という言葉を知りました。
フードテックとは、フード(Food)とテクノロジー(Technology)を掛け合わせた言葉です。最先端のテクノロジーを使用して食の可能性を広げることで、食糧不足やフードロス、生産者不足など、食の課題を解決を目指すものだそうです。

「OPEN MEALS」というチームが、「食転送」というプロジェクトを進めています。食転送とは、料理の形状や味、食感など、その料理を構成する要素をデータ化し、3Dプリンターなどのテクノロジーで再現するものです。
細胞培養したマグロを使用し、赤身から大トロまでを3Dプリンターで出力できるそうです。

数十年後、自分がどのようなものを食べているのか、不安になることがあります。
本物の肉を食べることが、とても贅沢で利己的で批判の対象になるような行為になるかもしれません。
ですが、OPEN MEALSのプロジェクトを見ていたら、テクノロジーによる食の変化が少し楽しみになりました。

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