011 親が子どもにクロールを教えるためのTIPS ①水慣れ
※リライト2022.07.01
「水慣れ」
というワードを耳にしたことがありますか?
プールの授業やレッスンで度々使われる言葉ですが、担当していたレッスンでは本格的な泳ぎの練習の前にやるアップみたいな時間を「水慣れ」と呼んでいました。
そういうこともあってか、僕の考える「水慣れ」は、こんな言葉で定義されています。
水泳の上達を妨げる1番の要因は「恐怖心」です。これは、子どもだけでなく泳ぎの苦手な大人にもまったく同じことが言えます。
そして、もう少し深掘りすると
これに尽きます
水慣れのポイント
水が怖い方の理由を大別して言語化すると
「呼吸できなくて溺れるかも、、、」
「水の中で上手く動けなくて溺れるかも、、、」
だいたいこのあたりに集中します。
なので、僕は水慣れのポイントとして2つの基準を持って教えることにしています。
ぶっちゃけ、ここがクリアできると、たいていの方は泳ぎがグッと上手くなりますし、逆に言えば何かをクリアせず進むと、どこかでコトが上手く運ばないということです。
やっぱり、水の中は陸の上よりも「死」を近くに感じます。コントロールできないことを残したままだと、どこかで「動きの硬さ」が出てしまうんですね。
僕は水泳のレッスンにおいて「水慣れ」が1番大事なことだと思っています。
それでは、次の回から実際の方法に入っていきます。
お楽しみに♪