ロード・ムービーの名作たち
映画には、ロード・ムービーと呼ばれるジャンルがある。
主人公が旅をして、いろんな人と出会う'珍道中'的なストーリーの作品だ。
北野武の『菊次郎の夏』(1999)は、久石譲の名曲「Summer」とともに印象深い。
菊次郎はゴロツキだが、味がある。
『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)は、おバカさと感動との両立が『ザ・シンプソンズ』に通ずる。
病院で「連れて行こう」と言うシーンが好きだ。
『イージー・ライダー』(1969)は、2020年12月18日の記事(「自由探しの旅」)で言及した。
付け加えると、ラストが衝撃的でアメリカ社会の危機を感じる。
タモリ主演の『キッドナップ・ブルース』(1982)は、私のお気に入りだ。
出てくる人が皆、人恋しそうだった。
最近観た森田芳光の『メイン・テーマ』(1984)は、突飛な展開に戸惑ったが、後半の恋模様は面白かった。
80年代の沖縄の様子も興味深い。
ヴェンダースの『パリ、テキサス』(1984)を理解するには、それなりの人生経験が必要に思えた。
何年かしたら、また観てみたい。
以上!
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