国際政治学者なのに…
某国際政治学者が、夫が経営する会社の詐欺事件の連帯責任のような形で、レギュラーを務めるテレビ番組への出演を見送った。
それにともない、氏のこれまでの言動が舛添要一などにより批判され、学者としての資質が疑問視されている。舛添は氏の不勉強を指摘するが、一番の問題はそこではない。
前々から感じていたが、氏は国際政治学者を名乗りながら、国際政治に興味がないのだと思う。もしあるとしても、ごく狭い範囲に限られているのではないか。
興味がないのに、あるフリをして発言してきたことが最大の問題なのだ。
逆に言うと、興味がないのに東大で博士号まで取得したというのは驚異的なことだ。
博士論文の内容など、この際どうでもいい。専門分野に興味がないのに指導教授と関係を構築し、最後まで論文を書き上げて学位を勝ち取ったことが凄いのだ。
誰にも真似できない芸当と言えよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?