天才シャノンを超えた日本人
テューリングやフォン・ノイマンと並び称される伝説的なコンピュータ科学者、クロード・シャノン(1916-2001)。
そのシャノンを超えた日本人がいるという。
中嶋章(1908-1970)は、シャノンより2年早く「スイッチング理論」に到達していた――。
日本の識者たちの間では定説らしい。
http://museum.ipsj.or.jp/computer/dawn/0002.html
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/index.php?active_action=repository_view_main_item_detail&page_id=13&block_id=8&item_id=86872&item_no=1
https://mobile.twitter.com/eiitiwada/statuses/278097272191995904
根拠となる論文は1936年に発表された。
中嶋は当時28歳くらいだ。
そして2年後、シャノンが同じ内容の論文を発表。
こちらは当時22歳くらい。
早熟で知られたシャノンだけに、若さでは勝っている。
しかしながら、時系列的に中嶋が先行しているのならば遠慮する必要はない。
テューリング、フォン・ノイマン、中嶋、シャノンと呼ばれる日が来てほしいものだ。