新入社員から学ぶ入社5年目の心の声
新入社員を1年間サポートする
それが当社の『新入社員研修』というものですが、今年は4名も入社してくれて彼らは毎日「社会人」に染まるために必死に仕事をしています。
毎日毎日、知らない業界用語が飛び交いテレアポのように1コールで電話対応、そして先輩社員のお手伝い。はやく社会人になりたい!と夢見ていた学生時代の自分を遠い昔のように感じてしまうような日々。褒められると嬉しいけど、現実はそう甘くない…。そんな今にも弱音を吐き出しそうな時に、先輩に指導される…。もう言葉が出ない…。
そうならないための当社の新入社員研修は、入社3〜6年目の5人の先輩社員で構成されている育成委員会で毎月の研修の内容を構成しています。わたしは入社5年目で、その育成委員会メンバー(先輩社員)の1人です。
(例)8月の新入社員研修
4時間にわたる当日の研修内容は主に4つ。
・目標に対する振り返り
・1年目業務を見直すワーク
・お悩み解決、座談会
・当日の研修振り返りと次月の目標
一緒に目標を考え、達成するために毎月振り返る。歳が近いからこそホンネを話し合う座談会もあります。しかし生ぬるい研修ではありません。わたし含め委員会メンバーは、先輩社員として厳しい指導をすることもあります。
自分で考える力も身につけよう
当社は建材問屋なので、大量のカタログを倉庫にて管理しています。その倉庫の整理整頓は1年目の業務のひとつ。「時間なくてできなかった。」「倉庫が狭くてできなかった。」という理由で整理出来てないという1年目の子の発言を受け、このままでは方向を間違えてしまう、今のうちに伝えなきゃと思い徹底的に想いを伝えた。
時間は自分で作るようにスケジュールを調整してみたのか?
どうしたら改善できるか自分で考えてトライしてみたのか?
わたしたち委員会メンバーは、ここ最近キツく言うことを避けていた。パワハラにならないか、ジェネレーションギャップで違う捉え方されてしまうのではないかと厳しく指導する場を避けていました。
でも、違いますよね。言わないと分からない。『言ってくれなきゃ分からない』それって恋人と喧嘩する時にもよく出る言葉ですよね(笑)
パワハラにならないかビクビクして、腫れ物に触るように新入社員に接する先輩社員は、優しい先輩じゃなく、尊敬されない先輩。
伝え方はもちろん大切。頭ごなしに怒るのではなく、「なぜこうしなければいけないのか」「こうしたらどうなるのか」を冷静に伝えなければならない。そうやって考えながら言葉をまとめて伝えるのって本当に頭使う、難しいなあ〜って思いました。
当社の新入社員は、とっても素直なので指導をきちんと受け止めてくれました。当日の振り返りも、「ハッキリ指導をいただきありがとうございます!」と泣きもせず、しっかり目を見て頷く姿に、「キツく言ってごめん…」とこちらが泣きそうになったのは内緒です笑
彼らは、私たちからの指導を受け翌日から試行錯誤して頑張ってくれています。向き合ってよかった〜と心から思いました。
こうやって真剣に社員と向き合える会社、わたしはすごくいいなあと思っています。きちんと話せば伝わる。少し感情的になっても相手を想ってるということが伝われば、いい関係をつくれる。
真剣に相手を想って向き合うことの大切さと難しさを新入社員研修で入社5年目のわたしが学びました。
会社概要
【企業】株式会社ヤマチコーポレーション
【業務内容】建築建材卸、製造
【公式HP】https://www.yyy-yamachi.com/myke/
【instagram】https://www.instagram.com/i_am_myke/
建築建材ブランドMYKE(マイク)とは?
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