アナザー・ラウンド【映画感想】
記録29
監督 トマス・ビンターベア
脚本 トビアス・リンホルム
公開年 2020年
製作国 デンマーク
上映時間 115分
ざっくりあらすじ
冴えない歴史教師のマーティンと同僚3人は、ノルウェーの哲学者の「血中アルコール濃度を常に一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するために実験を始める。授業も私生活にも活気が戻ってくるが…
あらすじがアホっぽくて面白そうで観てみました!
実際、男4人で子供みたいに
実験に夢中になっている感じが、
ワクワクして面白かったです!
デンマークってアルコール依存症や自殺者が
もしかして多いの?と気になるような
セリフがありました…
しかし、社会問題を取り上げているようで、
いないような……どちらかといえば、
「中年の危機」みたいな人生観が
お話の根底にあるのかなと。
飲酒が良いとか悪いとかではなくて…
飲酒に限らず人生には正直さと
ちょっとした刺激が必要なのかも、
と思わせるような内容でした。
また、卒業式に水兵帽かぶっていたり、
家の内装など日本文化との違いを
感じられるのも面白かったです!
つまんないなぁ、
何しよっかなぁ(白目)のときに観ると、
おじさんたちが飲酒で騒いでいたり
悩んでいたりする姿に元気をもらえるかも?
ところで、マッツ・ミケルセン、
イケおじすぎません?
【余談】
北欧映画って画面が暗いイメージがあるのですが、
物語に合わせて暗い雰囲気づくりをしているのか、
ただ曇りが多い北欧の暮らしを表してるのか
どちらなんだろう…といつも思います。
また、飲酒のことも気になったので
調べてみました〜。
デンマークでは16歳から
度数の制限はあるが店舗でお酒を購入でき、
18歳では飲食店でも飲酒が可能になるとのこと。
水より安い手に入りやすいお酒もあるみたいです。
若者の飲酒に寛容なんですね!