塾講師と受験
「はじめてのnote」を読んでくださった皆さんありがとうございます!
思ったより反響が大きく自分でも驚きです(笑)
ところでみなさん受験って経験ありますよね。
僕はなんとか受験を乗り越えて大学生になったのですが塾講師になったのでまだまだ受験と絡むことにはなります。(さすがにもう始めませんが笑)
そんな中で今回は塾講師になって思うことを自分の経験を元にお話しようと思います!
1:Ⓜ️の中学時代
中学は地元の公立中に進学しました。
初めて制服を着て登校。これがダサく、嫌で「制服がない高校」に行こうと思いました。
探していくうちに大阪府池田市にある大阪教育大学附属池田高校(池附)は制服がないことを知りました。
「絶対ここに行きたい!」そう思い、中学1年生から雨の日も風の日も雪の日も毎日自習室に通いました。
「頑張ればその分成績は伸びる」ということを実感し勉強を続けたのですが…
結果は不合格。
涙が止まりませんでした。
「あれだけ頑張ったのに。模試でもS判定(その塾では判定がSABCDでした)だったのに」と。
そして隣の市で1番と言われている高校に入学します。
2:Ⓜ️の高校時代
一応進学校(自称)なので地元の精鋭が集まってくるのです。
ほとんどが京大か阪大志望だったのを覚えています。
そんな人達と戦うはじめての定期テスト。
順位なんて下から数えた方が…
もう完全に抜け殻になりました。
加えて「とても自由で気楽にできる」と聞いて入ったバスケ部で顧問が変わり、雰囲気は急転。
毎日下校時刻ギリギリまで練習。罵声を浴び、パワハラを受ける日々。
生きるのが精一杯で勉強なんて手もつかずテストの順位は下がる一方。
結局バスケ部は2年の冬で引退します。
そんな中で初めて受けた高校2年冬の共テ模試。
理科2科目の成績がなななんとこんな感じです。
「合計100点‼️すごい‼️」なんて言ってられません。
(この時物理に関しては自由落下がなにかすらわからず、数学の二次関数の場合分けもわかりませんでした。)
それでも志望校を大阪公立大学にし、ここからⓂ️の大学受験が始まります。
大阪公立大学にした理由は、中百舌鳥キャンパスを訪れた際、校舎がかっこよかったからです。
独学だったので手探り手探りでしたが、それなりには勉強したので成績は上がりました。
(おそらくもっと賢い方のnoteを見た方が勉強法はあてになると思います。)
こんな感じです。とても伸びました。
「これなら共テも安心だ」と思います。
そのまま共テを迎え、自己採点をしました。
物理と国語がめちゃ伸びました!
当日までやってみないと何が起きるかはわからないです。
ですが…共テ利用がなかなか合格しません。
結論から言うと、現代社会で緊張のあまりマークミスをしていたのです。
国公立も敬遠の意味も込めて大阪公立からワンランク下げた和歌山大を受けたのですが倍率の高さに負け、マークミスをし不合格。
結局後期で受かった大阪工業大に進学します。
国立至上主義の高校に通っており、その考えに洗脳されていたので私立をあまり前期で受けていませんでした。
浪人も考えましたが、大工大も将来性が見える大学だと確信し、結局進学しました。
まだまだⓂ️の受験は続くのですがそれはまた次編で。
3:塾講師をしてて思うこと
こんな長々と書きましたが結論から言うと塾講師をする上で1番大事なこと。
それは「できる人だけじゃなく、できない人の気持ちもわかる人が塾講師をするべき」だと僕は思います。
塾にはもちろん賢い先生(大阪文理10傑→京大阪大)もたくさんいます。そんな中でこんな自分が…?と思いますが…これが意外といけるのです。
予備校で勤めている訳では無いので、普段の学校の授業を補うために塾に来ているのです。
そこで「わからない人の気持ちもわかること」が1番大事だと感じます。
京大や阪大の方は地頭が良いのでそんな中堅高校で扱う問題くらいスラスラ解けてしまい、「どこがわからないかがわからない」らしいのです。
実際生徒さんにも「○○先生の言ってること賢すぎてわからんかった。」という声もよく聞きます。
ですがⓂ️は崖っぷちから這い上がった人間なので分からない人の気持ちもよく分かります。
もちろん「中学の授業がつまらない」という気持ちもよく分かります。
「二次関数の場合分け」1年かけてやっと理解しました。
「物理の落下運動」高3の夏にやっと理解しました。
そんな問題を笑い話を交えて指導しています。
普段の授業でも応用的な話は全くしません。
「問題の解き方を具体化すること」だけをテーマに楽しいと思ってもらえるような授業をしています。
すると「Ⓜ️先生の授業や質問わかりやすかった!」と好評らしく、おかげさまで多くの生徒さんに親しみを持って頂き、多くの授業を受け持つことができています。
もちろん応用的な話が出来る賢い先生も大事ですが、自分みたいな人も必要とされてるんだとつくづく感じます。
この職は自分にとってある意味天職です。
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