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ステータスと友人関係の移ろいについて


こんにちは。Kanaです。

近頃、オランダ土産を渡すためと、移住前に会っておきたい友人に会うことが続いています。
友人たちは10代と20代に出会った付き合いの長い子達。

そして私たちは今30代になり、時間を作ることも難しくなって、毎回会う時はかなり時を経てから久しぶりに会う形が主流になりました。

今回もみんなそれぞれに久しぶりに会ったわけですが、その感想として色々思うことがあったんですよね。☕️
今日はそれらについて書いていこうと思います。


例えば高校時代に出会った友人のAちゃんとは、高校を出てからの進学についてや、進学先の話、社会に出る時や出た後はひたすら仕事の話、そしてどの世代の時も互いの推しの話や、彼女とはドラマや映画が好きという共通点があるので、おすすめのドラマの話などをしてきました。

そして、高校を出た後に進学した学校で出会ったBちゃんとは、趣味趣向が全く異なるけど、笑いのツボと怒りのツボだけは一致しているので、ほんとうにくだらない話をしたり、物の見方が似ているところもあるので主に世間話、などをしてきました。Bちゃんは海外エンタメが好きな子なので近頃はよく海外と日本、それぞれの特徴について話したりしていました。


それぞれのタイミングで出会った友人たちも、今それぞれのフィールドで戦っていたり、毎日を自分なりに楽しんで過ごしています。
目標のある人も、何かを失った人も、色々いて当然なんだけど、
やっぱりどんなに長い付き合いでも、人生のタイミングはいつ何が起こるかわからない。
各々違った局面に察していて、歩幅は変わってくる。


最近観ていたドラマ『若草物語』でも、同じような人間模様が描かれていたことを思い出しました。

(※以下、軽くネタバレします)
4姉妹の物語で、ヒロインで二女のりょうは三女の衿と"結婚しない同盟"を組み、学生の頃から『恋愛』に対する拒否感が二人の中で深められていました。
その団結力は"将来は二人で住もうね!"なんて話していたほど…。
二人の意思は堅いものと思われていましたが、突然、衿は失踪し2年間音信不通に。
2年ぶりにたまたま見かけた衿は既婚で子持ちの2児の母になっていて、その再会にりょうは大きなショックを受ける。

という回があって、
知らず知らずのうちにそれぞれの中にある思想は変化し、そしてそれぞれに出会いがあり、人生の転機を迎える。
それは人生の歩みの中で必然。
誰に左右されることも、指図されることもない、
自分で決めて、自分でスタートすること。

周りはその門出を祝い、見守り、それぞれのステータスを理解しながら付き合いを続ける。

これが人生の縮図かのような物語で、
毎週、今の時代らしいヒューマンドラマであり、ある種の社会派ドラマだなあと思って観ていました。


知らぬ間に色々な局面を迎えるということと
会ってない間に育まれたそのラグを久々の再会で、数時間で、埋めるのは厳しいということ。

さらにわたしには気がかりなことがある。
わたしは友人たちと時間を過ごし、その最中も既に感じていたことがある。
"何の話をしたらいいんだっけ?"
ということ。

というのも、
私は友人たちに、あまり海外の話をしないようにしている。

以前投稿したこの日のことが思い返されるからだ。
海外の話をして、偉そうに見えたり、自慢みたいに見えたらと思うと怖い。というのが本音。。


海外に移住すること、結婚するから移住すること、国際結婚であること、移住するから日本で働かないこと、
これらが共通する人は私の周りにはひとりもいません。

日本を出たことのない人も多いし、海外に対するイメージもそれぞれです。

飛行機移動の大変さだとか、そこに伴うお金の話、
物価の違い、空気や水の違い、
移住手続きに関する書類系の話、
言語の話、国文化の話、
そういう話をしたところで大して盛り上がらず、
苦労話として捉えられるのも何かが違うし
人間関係も今わたしは外部の人との関わりが家族以外にないので、大したエピソードもありません。😂

海外に行くと決めたのは自分。
それで納得しているわけだけど、彼女たちは日々仕事に明け暮れている人たち。
私は彼の愛に見守られてぬくぬくと過ごしている人。
大雑把に比較するとすればこういう天秤になる。

そうなると、やっぱり話題は限られてしまう。

(ちなみに上に貼ったリンクの記事に登場する友人とは、この出来事の日以来会っていません。
連絡も取っていない。
こうして友人は減るのかも。と思う🫠)


先日Bちゃんと会った時は、ついに過去の話をするしかなくなって(しかも苦い話)、ひとつ思い出したら、忘れ去ってた記憶たちが次々思い出されて、
結局すごく後味の悪い時間を過ごしてしまいました。(笑)
(彼女と笑い話になっている事自体しあわせなんだけどね)


その日の帰りに思ったことは、
せっかく友人と久しぶりに会えたのに、何であんな話……
もっと他に話すことがあった気がする。ということ。

過去は振り返るもんじゃないな〜と実感して、
その数日後に会ったAちゃんの前では一切過去を振り返らないように努めました。😂

(逆に彼女たちの仕事の話を聞いていたら、それもまた過去の労働に苦しんでいた自分を思い出す。笑
「彼女たちの今」が、わたしにとっては過去。というところが大きなズレなんだろうなあと今書きながら思った)


類は友を呼ぶとはよく言ったもので
わたしは今インスタグラムやネット上に、同じステータスにいる友人たちがいる。
彼女たちとは今わたしが抱えている課題や、心情などをタイムリーに共有することができる。
情報交換をし合ったり、先陣たちはアドバイスをくれたりする。
それがとても心強く、自分も大丈夫かもと思えるとてもありがたい存在です。


自分の置かれている状況によって、交友関係は変わりゆくものなんだなって
当たり前なんだけどそう感じたという話。

10代の頃に出会った友人も、この先もずっと友人だけれど、付き合い方って変わってゆくんだよなあ…というような少しの寂しさを感じた再会なのでした。


最後まで読んでいただきありがとうございます𓂃𓂁


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観ていただいたみなさん、ありがとうございます✨✨✨

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