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リーダーとしての1年間
自然環境リテラシー学実習 M2(22/12/10)、M4(22/12/17-18)
みえアウトドアヤングサポーター育成事業 山コース
M2、M4はVerde大台ツーリズムの野田綾子さんのご指導のもと行いました。野田さんは、10年前に三重県の大台町に移住し、SUPやハイキングといったアウトドアアクティビティを通じて大台町の魅力を発信されています。昨年の実習でも野田さんのもと行ったのでぜひ過去のnoteもチェックしてみてください。
はじめに
この山回のnoteを通じて、2年生になってリーダーとして過ごした1年間について振り返ろうと思います。
私は、三重県で育ち幼少期は紀北町の銚子川に行ったり、尾鷲の海まで遊びに行ったり、幼稚園では近くの森の中で遊んだりと家族と自然の中で遊びながら育ちました。そんな私が初めて山に登ったのは、高校2年生の時でした。家族の中ではかなりインドア派でいやいやついていったのですが、頂上からは航空写真でも見ることができない立体的で美しい景色が見ることができ、そのとき見た景色が今でも鮮明に記憶に残っています。そうして、時折家の近くの山に登るようになり大学生になりました。
三重には大台ケ原という日本百名山や日本の秘境100選、日本百景に選ばれているとても美しい山があります。最初は、そこに登ることができると聞き、この自然環境リテラシー学を受講することを決めました。
リーダーとして
次に、リーダーになり重要だと感じたことを3つ挙げていきたいと思います。
①計画性
一つ目は、計画性です。リーダーが主体的に必要なものの準備や学生へのアナウンスを進めていかないと、実習直前がとても忙しくなったり、準備不足で実習に臨むことになってしまいます。実際、試験前だったり余裕がないときに後回しにしてしまい、準備物の管理がおろそかになってしまったことがあり、事前準備の大切さを痛感しました。
②コミュニケーション力
二つ目は、コミュニケーション力です。参加してくれる学生、ガイドさんとのコミュニケーションはもちろんのことですが、スタッフ間でコミュニケーションが取れないと、情報に齟齬が生じたり、仕事が進まなかったりといろいろな障害が生じてしまいます。そのためにも、細かいことでも情報を共有したり、お互い確認し合うことが重要になってきます。
③責任
三つめは、責任感を持つことです。誰かがやってくれる、準備が直前になってもいいや、という感覚で活動に参加してしまうと、準備不足で実習を楽しむことができなかったり、誰か1人にタスクが偏ってしまい管理が行き届かなくなってしまったりと活動に影響が出てしまいます。
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山回で学んだこと
次に、山回でリーダーとして学んだことを大きく2つに分けて挙げていきます。
①人に伝えるには?
これは、リーダーになる前から考えていたことになりますが、”伝える”ということは、ただ言うだけでは達成されないので、しゃべり方や雰囲気づくりを工夫する必要があります。私自身は、声が大きいほうではないので、特に苦労した部分でもあります。
野田さんの話し方から学んだことは、”間”の使い方です。例えば、「○○についてどう思う?」と聞いた後、3秒ほど間を作ってから、指名したり、話を続けたりしていらっしゃいました。間を作ることで、話に強弱ができ話に引き込まれるように感じました。
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②事故が起こったときの対応
今回、自転車を使った活動で転倒してしまうという事故が起きてしまいました。今回は、スタッフ2人、ガイド1人、教員1人がいたため、1人のスタッフが転倒した学生に着き、もう1人がガイドまで伝えるという風に対応しました。初めて、事故に遭遇したため焦ってしまいすぐに動くことができずにいました。しかし、先輩スタッフがすぐに転倒した学生の体の補助を行い、私にガイドさんに伝えるように指示してくださいました。事故が起こらないようにリスク管理を徹底すること、事故が起こった際どういった対応をすればいいかを活動ごとに確認する必要があると感じました。
また、その後の病院へ行くように連絡したり、保険がどう適応されるかについても勉強し、適切なアフターケアを行えるようにする必要があると感じました。
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まとめ
この1年間を通して、社会に生きる人として成長できたと感じています。まだまだ未熟な点があるので、この1年を通じてもっと改善するべきだと気付いた点に関して、勉強したり、変えてみたりしてより自分自身を成長させ、自然環境リテラシー学をより良いものとしていきたいと考えました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!ほかの記事もぜひご確認ください!