いちばん強い敵
今日は学校に行くことができました。
大抵の人が、普通にできることなんだろうけど、学校に行くのが怖い私にとっては、すごい進歩だと思っています。やっぱり教室には怖くて入れなかったけど、別室で自習をして、卒業写真を撮って、あまりにも上手くいった日だと思っていました。
でも学校にいる限り聞こえてくる同級生の声。笑い声も、ひそひそ話す声も、私に向いているものじゃないとわかっていても、頭の中で、心の中で、ずっと後ろ指を指してくるのです。
でも今日私は気づきました。私のいちばん強い敵は私自身なんだと、私の弱い心と考え方が私を苦しめていたんだなと。
私は私を殺したくてしょうがないです。この文をかいている時だってそう、あなたがこの文を読んでいる今だってそう。
私は早く私じゃなくなってしまいたいです。そうすればきっと、教室にだって入れて、自分の席を知っていて、あの息ができないような空気の中で笑って過ごすことができて、学校に行っただけですごいなんて言われなくなるのだろうな。早く私はそういう普通になりたいです。
いちばん強い敵で、いちばん近くにいて、いちばん殺せない私に早く勝ちたい、
そしたらまた、期待してくれるでしょう??
期待されない人生はつらい。
私だって普通ができる。普通になれる。