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今村翔吾さんの話と本屋さんの話
今村翔吾さんは主に歴史小説を執筆する作家さん。最近話題の作品はNetflixで映像化予定の『イクサガミ』。本屋さんの経営者でもあり、作品だけではなく今村さんの動向も注目されている。
個人的には『イクサガミ』既刊分を全部読んだ。バトルロワイヤル、武士と生き様、ミステリー、謎の強者、影の支配者などエンタメ要素が盛りだくさん。サクサク読めるから、普段本を読まない人でも読める。他の作品も読んでみたい。
「歴史小説に興味があるけど良くわからない」という人は作家の読書道 第219回:今村翔吾さんへ目を通すといい。歴史小説オタクの今村さんが歴史小説をたくさん紹介している。
景気の悪い出版業界の現状を見た今村さんは、「逆に本屋にはまだ可能性があるのでは」と考え、本流通ビジネスにも取り組んでいる。ネット通販や電子書籍が普及したり、小説以外のエンタメを手軽に摂取できるようになったりして、本が売れなくなった。しかし、このビジネスは終わったわけではないとのこと。
私は本屋を全く利用しない。読みたい本があると、メルカリで買ったり図書館で読んだり人から借りたりしている。手元にモノを置きたくないから、購入した本は読み終えるとすぐに人にあげる。以前は古本屋さんへ足を運ぶことはあったが、本を探したり店内を見て歩く手間が嫌で、もうずっと立ち寄っていない。
最近、本のセレクトショップへ立ち寄った時に衝撃を受けた。那覇市安里(ほぼ栄町)のPhotobooks on the Roadが催すアートの展示企画へ、私を含めた3名で訪問した際、私を除く2名が1冊ずつ本を購入していた。本を買うつもりで立ち寄ったわけではないのに。買った理由は、ひとりは「本の見た目がかわいいから」、もうひとりは「SNSで紹介されていて気になっていたから」だった。
コワーキングスペースはだいたいどこも本が沢山置かれている。那覇市牧志のブンコノブンコは、本のセレクトショップ兼コワーキングスペースみたいな雰囲気だ。ここもアート展示などのイベントを行っていることがある。
全然関係ないけど、昔、おじいさんが1人でやっている昔からある街の古本屋さんで、「こっちにあるやつはどれでも100円」と言われたのに、山岡荘八の『徳川家康』を持っていったら1冊200円の代金を請求され、一度はお金を払って店を出たが納得がいかず、店に戻って返品したことがあった。最近見たら、無くなっていた。
本屋さんが本にAmazonアソシエイトのQRコードリンクを貼ってくれたら便利なのに、と思ったことがあった。同じことをXで投稿している方がいた。
書店にも商品の横にAmazonアフィリエイトのQRコード貼るといい気がするんだけど、何かしら問題があるんかな