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【追記あり】IndieLiveExpoで気になったゲーム5選+配信でやったらうけそうなソフト2選

・はじめに

 5/21・22(土・日)とインディーゲームを紹介するオンラインイベントである「IndieLiveExpo」が開催されました!運営及び出演者、そして出展されたゲームの開発者様どうもありがとうございました!!

 Youtubeにアーカイブがあるのでぜひ見ていただきたいですが、この記事では紹介された大量のインディーゲームの中から、私が未プレイだけど強く興味を持った作品を五つ紹介したいと思います。
 そのため既プレイである「NEEDY GIRL OVERDOSE」や「Reverse Defenders」などは勿論お薦めなのですが、今回は除外しています。あくまで私の好みなのでかなり偏っているのはご了承ください!


1:「Coffee Talk Episode 2: Hibiscus & Butterfly」

 インドネシアのクリエイターが制作された、架空のシアトルにある深夜の喫茶店に集う異種族の交流を描いた「Coffee Talk」の続編となっています。

 異種族という設定が人種間や異なる性の交流のメタファーになっていると思われて、グラフィック、ストーリー、BGM、飲み物を渡すというシンプルかつ豊かなゲーム性、その全てがインドネシア社会、そして私たちの社会の多様性を優しく包み込んでゲームにしたような非常に素晴らしい作品です。
 実は今年このゲームの作者であるモハメド・ファーミ氏が亡くなってしまうという非常に悲しい出来事があったのですが、開発スタジオが引き継いで来年完成を目指すということを今回のIndieLiveExpoで知り、改めて冥福を祈るとともに完成を楽しみに待とうと思います。次はどのような優しい物語に出会えるのか、皆様も第一作をプレイしながら完成を待ってはいかがでしょうか?

2:「東京珈琲パンデチカ」

(ストアページがまだないためyoutubeのトレイラーを添付します)

 コーヒーつながりということもあり2番目にこの作品を紹介します!
映像を見ればわかる通り、コロナ禍をイメージさせるような喫茶店の中で行われるカフェゲームとのことです。カフェゲームというのが、カフェ経営なのかカフェマスターのアクションなのか(PV見る限りキャラを操作しての調理はありそう)、はたまたノベルゲームなのか…。まだ見えてこない要素も多いですが、「ノスタルジックな喫茶店の雰囲気や風情が『感染症対策』によって削がれている、その姿がまた違う芸術性を帯びている」このゲームのグラフィックが好きすぎて、この一点だけでこれから大注目していきたいと思います。2024年発売を目指すということで今後のIndieLiveExpoでもお目にかかれるのでしょうか?

3:違う冬のぼくら

 まずはこの暖かいピクセルアートを見ただけでやりたくなりませんか?私はなりました。PVの二人でベンチに座りながらゲームボーイ風のゲーム機で遊んでいる姿はそれだけで涙がこみ上げそうにさえなります。
 このゲームは「二人同時プレイ専用パズルアクションゲーム」というジャンルとなっています。「二人同時プレイ専用」と言えば去年のゲームオブザイヤーである傑作「It takes two」が思い起こされますが、よりカジュアルで多くの人が手に取りやすい(実は私も「It takes two」はプレイできていません)作品として注目されるのではないでしょうか?ゲーム性もシンプルでプレイしやすいのかな?と思えます。配信許可が出るなら、コラボ配信も人気が出そうですね!私もやりたいです。
 また、この作品はあの「ひとりぼっち惑星」で知られるところにょりさんによるものです。『「"どこか遠く"が、どれほど遠いのか、知りたかった」』というストアページの言葉であったり、鹿のような生き物の遺体の前で倒れる二人というPVの映像、そして「違う冬のぼくら」という明らかに謎を含んでいるタイトルと、世界観・ストーリーにとても期待できそうですね!考察も流行しそうです。

4:Shikon-X Astro Defense Fortress

 インディーゲームの潮流の一つとして「昔のドット絵時代の美意識を現代的に進化させる」というものがあります。前述の「Coffee Talk」もそういう作品に含まれますが、これもそういう作品です。
 とはいっても、正直このゲームの元ネタ、いわゆるSFアドベンチャーゲームはほとんどやったことないんですが、でも、「あったあった…気がする!」と思わせてくれるバランスはまさにデザインの勝利と言ったところだと思います!とりあえずこの見た目だけで「やりたい!」と思うのは私だけではないでしょう!この映像通りの熱い展開が来てくれることがとても期待されますね。
 ゲームプレイもアクション要素があったり、結構本格的なピンボールで遊べたりと多様に遊べそうです!!修理のようなシーンがあったり、トイレで手を洗って感染症対策をするなど、細かい行動を積み重ねることでキャラに愛着を持たせるスタイルなのかな、と感じられます。そしてぜひPVを聞いてBGMを…!

※追記(2022/5/24)

 体験版を30分ほどプレイしました!映像のイメージ以上にオフビートな会話のやりとりの要素が強そうで、それを楽しめる人には非常にお薦めできます!僕は好きですが、逆にそれがテンポを削ぐと思われる人もいそうです。ゲームプレイは過去の宇宙を舞台にしたレトロゲームをごった煮にしたような感じで、難易度は高めに感じますが残機が結構あるので押し切ってクリアできた感じです。会話イベントの正解への誘導に不親切なところを感じますが、失敗して色んな会話を見てもらいたいのかなとも思います。そのあたりは製品版に期待ですね!またこのような会話劇の要素が強いと翻訳も気になりますが、体験版の限りではいい感じです。

5:ふりかけ☆スペイシー

 IndieLiveExpoの中で一つのゲームを二行のコメントで紹介する「Indie Waves」というコーナーがあったのですが、そこで紹介されたこのゲームのコメントが

あの宮崎さんも大絶賛!
ノーベル平和賞への期待もかかる『ふりかけ☆スペイシー』

という全力で釣りに来ている紹介文だったので全力で釣られようと思います!!どの宮崎さんだよ!!!!
 狂喜のネオ昭和アドベンチャーということで、PVを見ると昭和・平成の漫画アニメゲーム的な記号をパロディしながら進むノベルゲームという感じなのでしょうか?パロディが強すぎてなんかよくわからないのですが、このゲームにしかない勢いは感じます!!
 IndieLiveExpoの最後にZUNさんが登場されて、昨今のインディーゲームについて「きれいなゲームが増えた。それはレベルが上がってるのか、行儀がよくなったのか…」とおっしゃっていましたが(もちろん全体的なレベル、面白さの向上は前提としての発言です)、このゲームは間違いなく行儀悪いサイドなんじゃないかと思います!
 正直発売されたら絶対やりたいし、配信OKなら絶対配信します!余談ですが、今年の私にとってのベストゲームはほぼ間違いなく「NEEDY GIRL OVERDOSE」になるんですけど、もし超えるとしたら意外とこれなのかもしれない、それぐらい爆発力を秘めていてもおかしくないようなそんなこともないような…ただだだ滑りなような…それはそれでおいしいような……そんな期待作です!

おまけ:配信でやったら受けそうなソフト2選

 ・「空気読み、オンライン」

 あの空気読みがオンライン対応しました!フレンドマッチがあるかどうかはわからないですが(あるでしょうけど)、みんなでシチュエーションに応じた空気読みをした後、相互投票で誰が一番空気読んだ動きができていたか決めるというシステムで、配信がOKなら、これは配信者コラボでわいわい通話をつなぎながら配信するのに最適と言えるのではないでしょうか?すでに仲良しのVtuberさんに薦めているので、おそらくは今作のコラボ配信で皆様とお会いできるでしょう!

・FAMILY BATTLE タッグアリーナ

 2VS2の3Dアクションバトルゲームです。2人の連携や立ち回りを重視したスタイルということで、二人でコンビ配信したらわいわいプレイも魅せプレイ的もありかと思います!eスポーツにしたいようで、大会なども積極的に開いていきたいとのことなのできっと配信も大丈夫でしょう!!
 ちなみに設定的には「からあげはレモンかマヨかなど、小さいことから起きた家族喧嘩」らしいのでその要素が含まれるかも気になりますね!このようなゲームはアクティブでプレイしている人数にゲームプレイの質が左右されてしまいますので、どれくらいの方が手に取るかがポイントになるでしょう。


<私の配信のアーカイブです。よかったら見てね!>

今回は最初に紹介した「NEEDY GIRL OVERDOSE」と「Reverse Defenders」のアーカイブです!


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