【未プレイ者向け】【ネタバレなし】DDLCはいいぞ
6月12日(土)朝起きた僕に衝撃のニュースが飛び込んできました。
なんとあの、自分の生涯ベストゲームの一つである「Doki Doki literature Club!」(以下DDLC)のHDリマスター&要素追加版である「Doki Doki literature Club Plus!」が発表され、しかも海外では今月末に(ただし日本語対応あり)、SteamやEpic Game StoreだけではなくSwitch,PS4/5,xBoxのコンシューマー機で発売されるというのです。
・DDLCとは?
DDLCとは2017年、Dan Salvato氏が率いるTeam Salvatoが作ったインディーのフリーノベルゲームです。ほぼ個人で作った、しかも数時間で終わる小規模な無料ゲームでありながら発表早々に話題になり、同年度のIGNベストオブ2017アワードでは「ベストPCゲーム」を始めとする3つの賞でPeople's Choice(ファン投票による賞)に選出されるなど、熱狂的なファンを生んだ、まさに「カルトゲーム」という言葉がピッタリくる傑作となっています。
トレイラーのサムネイルを見るだけでもわかる通り、日本の学園恋愛アドベンチャーもの、いわゆる「ギャルゲー」のような体のゲームであり、表面上のストーリーを僕が要約すると
かわいい幼馴染に誘われて文芸部に行ったら他の三人の部員がみんなタイプの違う美少女でしかも三人とも自分にちょっと興味持ってるみたいなんだけど…!
という感じで、ステレオタイプないかにも都合のいいあれって感じなんですが………?
まあ、有名な話ですしさっきのトレイラーにも普通に書いてありますし言ってしまいますが
このゲームはサイコホラーです。
さて、こう聞いて、みなさんはどんなゲームを思いつくでしょうか?
女子高生が謎の男や化け物に襲われる?
「本当は人間が一番怖い」的なやつ?
それとも…?
もし、これが「どんなホラーなんだろう?」と気になる方は、ぜひSteamから無料版をダウンロードしてやってほしいのです(現行版は日本語対応していないですが、作者了承の上で作られた非公式日本語Modがあります、導入も難しくないです)。
できれば、前述のとおり数時間で終わりますから、実況ではなく、自分でプレイしていただきたいのです。
このゲームは単なるサイコホラーではありません、あらゆる意味であなたに語り掛けてくる作品です。
そして、私はDDLCは単に「知るもの」ではなく「ゲームとしてプレイするもの」「体験するもの」だと思っています。
このゲームが終盤に差し掛かったころ、ある「決定的な変化」が起きます。私はそれを見た瞬間、全身の力が抜け、しばらく動けなくなりました。もちろん詳しいことは言えませんが、これはゲームだからこそ得られた強烈な体験でした。ゲームに限らず、コンテンツであんな体験をしたのはほとんどなかったです。そして終わった後もしばらく彼女たちのことを考えてしまいました。正直今も、サムネイルに使ったパッケージ版の画像のモニカの表情を見ると胸が苦しくなります。私はまだいい方かもしれなくて人によっては人生が変わってしまったようなインパクトを受けてしまっていました。
それぐらい強烈なエモーションを与えてくれるこの作品、現行の無料版でも、これから日本版も発表されるであろうPlus!でも、どちらでもいいのでぜひプレイしてほしいのです。
なお、私もゲーム配信をするのですが、上記の理由でDDLCPlusリリース後に配信をするかは悩んでいます。自分でやってほしいと思う反面、やらない、できない人がなんだかんだ多いのも理解していますし、DDLC自体がゲーム実況によってバズったゲームであるという事実もありますから…
ただ、DDLCPlusをローンチ次第Steam版購入してプレイする予定(日本からの購入がキックされるなどのことがなければ)なので、プレイが一通り終わり次第ネタバレありのレビューを書こうと思っています。
・余談
8月頃に私のツイキャスで「推しゲー自慢選手権」という、2分間で推しのゲームをプレゼンする企画を行う予定なのですがこれはその際に発表する予定だった内容を基にしています。
Plusの発表という緊急事態につき当日は別の作品を薦めることにしてnoteに掲載いたしました。「推しゲー自慢選手権」に関心のある方は私までご連絡ください。