【訂正あり】Vtuber活動に使っている便利アプリを紹介します!
Vtuberとして活動するにあたり、色々なアプリのお世話になっています。いいアプリを知ることで、できることが増えたり同じ作業でも短い時間ですることができますよね。
誰かの参考になればと思い、今回それらの便利なアプリたちを紹介しようと思います!
今回紹介するアプリ
以下の4ジャンルに分けて紹介します。
アバターの作成・制御に使うアプリ
生配信・動画作成に使うアプリ
サムネやヘッダーのデザイン
企画や記事を考えるための思考整理や筆記
なお画像やBGMの素材サイトは膨大になってしまったのでまたそのうち別記事で紹介できればと思います。
①アバター作成・制御
VRMファイルの作成:Vroid Studio
私のアバターはVRMという3Dモデルなのですが、こちらはVroid Studioというソフトを利用して作成しました。
まるでゲームのキャラメイクのように要素を選んでいくだけで3Dアバターができるアプリです。
適当に選んでもそれっぽいものができますし、細かいステータスを設定してどこまでもこだわることもできます。また、衣装やパーツを型紙を使って自分でデザインすることもできますし、カスタムパーツとして無償・有償で配布されている方も多くいらっしゃいます(私の衣装もboothで購入したものです)
非常に界隈が盛り上がっているアプリで、今Vtuberなりメタバースなりで3Dアバターを作りたいという方がいましたらかなりお薦めできるのではないかと思います!Vroid Studioは頻繁にアップデートがされているので、今後いい機能があれば取り入れてさらにアバターをよくしていきたいです。
あと、撮影機能で好きなポーズをVroidに撮らせることができるので、それでサムネ用の立ち絵などを撮影しています。
Webカメラのトラッキング:VseeFace
アバターをWebカメラのトラッキングで動かすために使っているアプリはVseeFaceになります。
実は最近までAnimazeを使っていました。
有料オプションも払うぐらい使い込んでいたんですが、実はAnimazeはVRMをインポートする時になぜか再現度を落とさないと読み込んでくれなくて、本来と顔が違っていたんですよね。それが前から気になっていて、何かいい方法ないかなという時にタイムラインにこのソフトの情報が流れてきて試してみたところ、ほぼVroid Studioで作った通りのアバターが使えるようになったのでこちらを使用することにしました!
ただ、Animazeの方がさすがに有料オプションもあるだけあり表情表出などはいい感じなので、例えば今後VRMの問題が解決したり私がLive2DになったりしたらまたAnimaze使ってみたいと思います!理想としてはVroid向けの公式トラッキングアプリとか出ないかなぁ…とも思っています。
配信・動画編集
生配信・録画:OBS Studio
配信に関しては、最も有名なアプリであろうOBS Studioを使っています。
XsplitやSteamlabs Desktopなどは使ったことがないので比較はできませんが、困ったことがないのでよほどのことがない限りOBSのままでいくでしょう!また、動画を録画する際に、アバターごと画面を録画したいときはOBSを使っています。
OBSに入れているプラグインはこんな感じです!
指定したアプリだけの音声を配信に流す「Application Audio Output Capture」
イコライザー「TDR Nova」
配信画面にコメントを表示する:わんコメ
コメントを配信画面に出すのに使っています。
実はつい最近まで違うアプリケーションを使っていたのですが、そのアプリがアップデートしたらなぜか動かなくなってしまい、もともと乗り換えを考えていたこちらに乗り換えました。
もう少し細かい設定ができれば…と思うところもあるものの(直接CSSいじれればできるのでしょうが)、テンプレートが豊富でとても使いやすいアプリです!
最近はコメントを配信画面に出さないのが流れだったりもすると聞きますが、私の場合ツイキャスからYoutubeへの転載動画もありますので、やはりチャット欄を配信画面に出しておく必要はあるでしょう。
ゲームだけを録画する:XBox Game Bar,Geforce Experience
ゲームの画面だけ録画したいときはWindowsに入っているXBox Game Barのキャプチャ機能か、Geforce Exprerienceの録画機能を使っています。どちらもキーボードのショートカットでスッと録画できますし、タイトルも自動でつけてくれるので使いやすいです。
動画編集:Davinci Resolve
今最も長い時間向き合っているのがこのアプリになります。
海外産の無料動画編集ソフトなのですが、使えば使うほど「こいつ一つでなんでもできるな…!」ってなっています。
一部編集機能の中のパラメータの日本語化がされていなかったり、各機能の説明が不足していてそれを補うため色々な方のレクチャー動画や記事を見ながら作業する形になってしまいますが、慣れれば色々な作業がスピーディーにできますし、本当に無料でいいのかってクオリティです。公式の教則本やビデオを見たりして本腰入れて覚えるのもいいかな?と思っています。
動画に字幕を入れる:Vrew
動画を読み込ませるとAIが自動で字幕をつけてくれます。こう聞くと「すげぇぇぇぇ」って思うでしょうが、正直言うと字幕の精度はそこまででもありません。なので読み込みが終わったあと文言をこちらで直していくのですが、字幕が出るタイミングは完璧なので文字を直すだけで字幕ができるというのはかなり便利です。あと、これは個人的な感覚なのですが、アップデートするごとに字幕の精度が少しずつ上がっているような気がします。Davinci Resolveでカットして音声を整えて、Vrewで字幕を付けると切り抜きのできあがり!みたいなことが結構楽にできます。
サムネ等のデザイン
立ち絵の透過・画像のちょっとした加工:GIMP
昔からPhotoshopの代替として有名なアプリですが、私が使うのは主にVroid Studioで撮影した画像の透過です。Vroid Studioの撮影写真の透過が意外と難しいのですがこのアプリの機能でクリック二回で透過できるので便利です!
あとは画像にモザイクとかぼかしを入れたいときにも重宝します!自分は絵が描けないですので、こういうソフトは使いきれてないなぁとも感じます。
サムネ作成:Inkscape
いわゆるillustrator代替ソフトで、ベクタ曲線が描けるソフトなのですが、正直その機能は全く使ってません。何に利用しているかというと、立ち絵や、素材サイトから落としてきた画像、それにテキストなどを配置して動画や配信用のサムネイルを作っています。
遥か昔にドローイングソフトを使ってちょっとしたチラシとか作っていたことがあるのですが、その気分で使えるアプリとしてInkscapeを使っている感じです。PNGへのコンバートが簡単にできるのがとてもいいですね!
ヘッダー・プレゼン・サムネ作成:Canva
こちらは教えてもらったWebアプリなのですが、総合デザインアプリとでも呼ぶべきサイトです。noteの記事ヘッダー画像選択でも「Canvaで画像を作る」って選択肢がありますので知ってる方も多いと思います。
(なぜかサイトリンクが出ない…Canvaはnoteからアクセスできるのになぜ…?)
テンプレートが多岐にわたっていて(ちょっとした動画も作れるらしい!)、またcanvaの方に登録されている素材も多く、基本的な有名フォントは使用可能であるなど非常にデザインがしやすくなっています。テンプレを選んでちょっと画像を取り換えて文字を書いて完成!ってだけでも結構いいものができます。気になるとしたらフォントをこちらから登録することはできないのですが、まあさすがにそれはWebアプリなので…。
(訂正:すいませんフォントのアップロードは可能でした…。誤った情報を流してしまい申し訳ありません)
私はこれでトークラジオの際のプレゼンテーションを作ったり、またnoteのクリエイターページやマガジンのヘッダーを作ったりしました。最近一度Canvaでサムネイルを作ったのですが非常に作りやすく、すでにテンプレートが完成しているもの以外のサムネイルは今後InkscapeではなくCanvaで作ってもいいかな?となっています。たぶんまだ私が知らないだけで「こんなものも作れるの!?」があると思うので研究していきたいです!!
思考整理・記述
何でもどんどんメモしていく:notion
色々な情報の記録や、ちょっとした表の記述にはnotionを使っています。どのようなことを書いたり残しているかというと
重要な配信・コラボのカレンダー
今後配信でやりたいゲームの候補
コラボトークのタイムテーブル
TRPGのGM用メモ
動画の概要欄やレビュー記事のテンプレート
気になったネットの記事の保存
などなどですね。
notionが気に入っているところとして、非常にシンプルに作れるというのがあります。下手にデザインを凝れない分、シンプルでまとまったものがただ作っているだけでもできます。これはnoteのよさとも重なる面がありますね。私にとってはEvernoteよりわかりやすいですし、タグで簡単に分類できたりするのも嬉しいです。
フローチャートやブレインストーミング:miro
思考整理にフローチャートを書いたり、ブレインストーミングをすることがありますが、その時に今使っているのがmiroになります。この記事を書く際にも、Miroで自分が使っているアプリをmiroの付箋形式で整理してから書いています。
正直使い勝手としてはすごくいいと言うこともなく普通なのですが、これを使用している理由はこのMiroのページを簡単にnotionに埋め込めるというのが全てです。かつてはブレインストーミングにはIdeafragment2を使ったり、フローチャートはLucidChartを試したりしていましたが、Ideafragmentが古いアプリであることと、notionへの埋め込みという理由で今はMiroへの統一をしようとしています。
小説を書く:サクラエディタ
レビューやエッセイなど、noteの記事は基本noteのエディタに直接書いているのですが、小説に関してはテキストエディタを使っています。その際にテキストエディタとして使っているのがサクラエディタになります。
ただ、サクラエディタを知っている方は「え?」と思われるのではないかと思います。サクラエディタはどちらかというとプログラムのコードなどを書く方に向いているエディタです。
私は多少プログラミングを書いていた時期があって、その頃にこのエディタに慣れてしまって他の小説向けのエディタを試してもどうしてもサクラエディタに帰ってきてしまいます。
とはいえ開発が最近は止まっているようですし、Windowsのアップデートにどこまでついていけるかもわからないのでそろそろさすがに考えないといけないですね…。サクラエディタっぽいスキンが入ってる小説向けエディタとかないですか?
あとがき
使っているのはこんな感じです!あと使っているとしたら、連絡用には基本Discordを使っていたり、昔はTRPG用のメモはGoogleスプレッドシートだったな…とかもありますが基本今はこれらを使っています!
Vtuber活動・配信活動というのはとにかくやることが多くて、しかもそのやること一つ一つが凝ろうと思えばどこまでも凝ることができるもので、時間がいくらあっても足りませんので、アプリを工夫して少しでも作業効率を上げていければとは皆様思っていると思います。もしこの記事が誰かの参考になれば本当に幸いです。
おまけ
今回は私が企画に参加した、「夏にお薦めの短い時間で世界観や物語に浸れるフリーゲーム6選」というゲーム紹介動画をお薦めします!
フリーゲーム、同人ゲーム、あるいはゲーム自体に慣れていない方でも遊びやすいもの、あるいは実況や配信にも向いているものが揃っていると思いますのでよければ動画を見てください!