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【後編】お知らせとスーパー戦隊シリーズの実践的レビュー・批評の書き方その5〜スーパー戦隊におけるレビュー・批評の書き方の基礎〜【言語化】
前回までを踏まえて、今回はいよいよスーパー戦隊シリーズのレビュー・批評の書き方の実践ですが、あくまでもここでは「書き方の基礎」を教えます。
つまり、戦隊シリーズの作品を見た時にその見たものをどうやって脳内で処理して言語化しているのか?という作業の基礎基本に関するものです。
「ヒュウガ・クロサキはこうやって「スーパー戦隊」を言語化して発信しているのだ」ということを漠然とでも掴んでいただければと思っています。
以前に「レビュー・批評は「視点」と「語り口」が大事」と書きましたが、今回はまさにその「視点」と「語り口」の理論化というわけです。
前回までで戦隊批評の現状分析と課題、そして気をつけることの洗い出しは完了しましたが、大事なのはその現状を受け止めてどのようにアウトプットするかにかかっています。
記事を購入される方、そしてこの記事を読んでスーパー戦隊ないしその他のシリーズに関するレビュー・批評を書きたい方には気をつけたい内容ばかりです。
それではどうぞ。
スーパー戦隊をレビュー・批評するとはどういうことか?
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スーパー戦隊に関して批評される方全員にお尋ねしたいのですが、そもそもスーパー戦隊をレビュー・批評するとはどういうことなのでしょうか?
これは私自身への問いかけでもあり、また皆さん一人一人に対する問いかけでもあり、レビュー・批評とは皆さんが想定している以上に奥深く難しいものです。
ここでは、あくまで私自身の経験を基にしたものも含めて、スーパー戦隊について言葉で批評する行為が本質的にどんなものかを解説します。
目に映る全てのショットと物語を再現すること
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これは必ずしもレビュー・批評として反映しなくてもいいのですが、目に映る全てのショットと物語がどんなものであったかを言葉で再現してみてください。
私もレビュー・批評を書く前には下書きとして必ず1から全てのシーン・ショットに関して何が画面に映っていたかを事細かに書き出しています。
嘘だとお思いでしょうが、少なくとも私は小さい頃から「このシーンにこれが映っている」ということをはっきりと言語化する習慣を身につけていました。
ましてや、偉大なる映画批評家のは淀川長治や蓮實重彦らは全員それが呼吸をするようにできるのであり、それもあって私は必ず裏で何が映っているかを下書きしています。
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