文章力以前の「国語力」を上げるのに用いた本を活用法と共に紹介!やってはならない国語学習の罠とは?作品批評と国語力との関連性も解説
以前から度々批評以前の問題として基礎的な国語力を上げる重要性を初期から説いてきたが、私が数少ない信用しているYouTuberの一人であるサトマイがこちらの国語ドリルをお勧めしていた。
実際に1日で全てのレベルをこなしてみたのだが、これがとても良くできていて、大人になった今やり直しても原点にかえって国語力の基礎基本を振り返ることができる。
特に昨今は基礎的な国語力が不足している人が大人子供を問わず多すぎることをオンラインでもオフラインでも痛感することが多く、きちんと大人の言葉で会話できない人がどれだけ多いことか。
もっとも、私自身は小さい頃から言語習得が早かったのと両親が言葉の勉強を勧めてくれたという学習環境の充実もあって、ありがたいことに言葉で苦労したことは生まれてこの方ないのだが。
そういう意味では非常に「運がいい」と思う人生を過ごさせてもらっているわけだが、今回は私がどうやって文書力や批評以前の「国語力」を上げてきたのかというルーツを深掘りしていこう。
自分自身のことなので幾分恥ずかしさもあるわけだが、あくまで「ヒュウガ・クロサキはこうやって語学学習を行ってきた」という一例として捉えていただけるとありがたい。
正直無意識のうちにやっていたことなのであまり再現性はないかと思われるが、もし私が読者の皆様や言葉で苦労している人にアドバイスできるなら、「国語力」という「言葉の武器」をどうやって作るのか?をお伝えしよう。
特に学力の基礎が形成される小学校低学年〜中学生までの段階で私が国語力を上げるのに日常的に使っていた、役立つ本を体験に基づいて紹介する。
誤解のないように言っておくと、これは決して「買え」という宣伝でも案件でもないので、国語力を上げる際には自らの学習法を考えてやってほしい。
ヒュウガ・クロサキが「国語力」を上げるのに用いた本
まずは私が小中高にわたって用いた国語力を上げた本を紹介しよう。
ドラえもんの学習シリーズ『慣用句びっくりことば事典』『ドラえもんのことわざ辞典』『四字熟語がわかる』
小学校低学年の頃にボロボロになるまで用いたのがドラえもん学習シリーズのこちらの参考書であり、基礎的な語彙力を4コマ漫画やイラスト付きで解説してくれるという優れものだ。
特に『慣用句びっくりことば事典』『ドラえもんのことわざ辞典』は当時『ドラえもん』をアニメ・漫画ともに見ていたため、その親和性もあって非常にとっつきやすい。
この3冊最大の利点は左脳(理性)と右脳(感性)の両方をフルに使って記憶ができるため、左脳で覚えてなくても右脳で思い出すことができることにある。
特に国語・算数(数学)・英語のような抽象度が高い基礎科目はどうしても言葉の字面だけを追うため左脳で覚えようとすることが多いが、そうなると苦しいし時間もかかる。
だからこそ、母が小さい頃に「ドラえもんが好きなら、ドラえもんを通して言葉を覚えなよ」とアドバイスをくれたことが今思えば金言だった。
漫画という「可視化された具体」と文字という「不可視の抽象」をセットにすると、言語学習のとっかかりとしては馴染みやすい、しかも国民的漫画・アニメであるのもポイントが高い。
『ドラえもん』という作品自体にはもはや何の思い入れもないが、それでも小さい頃に私が国語力の基礎である語彙力をこの3冊を通して自然に覚えることができたので非常に役に立った。
実際にAmazonの評価を見ても4.5と非常に高いので、これを選んでくれた両親のセンスに感謝しているし、それが今に繋がっているのだと思うと感謝してもしきれない。
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