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私たちは甘え合っている-それでも一緒にいたいから。

こんなことがありまして。

ま、疲れましたわ。

疲れましてもね。

彼と一緒にいるって決めたのは自分なんでね。

なんとか心をスッキリさせようと。
洗濯担当のあーちゃんに申し入れ。
私「心がモヤってるから、洗濯物を干してスッキリさせたいの。今日の洗濯、私が干してもいい?」
あ「洗濯を干してもらうのはもちろん、ものすごく助かるから大丈夫だけど、モヤってるのは大丈夫??」
私「うーん…。とりあえず、洗濯干してみるわ」

で。
小さい人から大きい人までの
靴下やらパンツやらズボンやらを干し終え。

・・・。
まだ、モヤってるわ。苦笑

あ「洗濯ありがとう!私で良かったら話聞くよ?」
私「ありがとう!実は昨日の夜、しんちゃんにさ!『3時間もラインに既読がつかないから、浮気でもしてるんじゃ無いか』って疑われてさ!」
あ「えええ?3時間で浮気なんて、できないっしょ!笑」
私「ああ、浮気の入り口に立ってるんじゃないかって。例えばマッチングアプリとかね?」
あ「昨日の空白の3時間は、孫の世話してくれてましたって、私、証言しようか?証拠写真も送るよ?」
私「いやいや、大丈夫。笑。きっと、3時間放っておかれて寂しくなっちゃって暴言吐いただけだから。本当はかわいい人なのよ。笑」
あ「さくらさん、理解あるねぇ。私だったらブチ切れるわ。笑」
私「まあ、じっくり一年半彼を見てきて、思考パターンは把握してんのよ。笑」
あ「しんちゃんは、さくらさんに甘えてるよね!?」
私「ホントだよ!マッチングアプリやってたのはお前だろ?って話だよね。笑」
あ「ホントだよね!笑」
私「自分が浮気するような人生送ってきたから、他の人も浮気するって疑ってんのよ。バカだよねぇ。」
あ「本当にバカだよね。男って。」
私「自分の生き方が自分を苦しめるってコト、まあ、わかんないから浮気するんだろうけど!」
あ「夫くんなんて、元カノに浮気されて『お前また浮気してたのかよ』って問い詰めたら、自分が浮気相手だったらしいよ?笑」
私「マジか!笑。バカだねぇ、男って」

と。
さらっと息子の暴露話を聞きつつ。

「男ってバカだよねぇ」を繰り返す、嫁と姑。笑


あ、なんか、すっきりしてきた。

私「ありがとう!なんか、スッキリしてきた!」
あ「良かった良かった!」

そんなわけで。
彼にラインを送る。
「一年半も付き合ってきて、あなたは私の何を見ているのか。私の何を見て信用できないって思うのか。私には、ぜんぜんわからない。信じてもらえてないことが、切なくて悲しい。」

彼からの返事
「悲しませてしまってごめんなさい。さくらのことは信じてる。もちろん浮気なんてする人じゃないってことも、良くわかってる。ただね。今まで毎晩毎晩『5分でも良いから寝る前に声を聞きたい』って言ってくれてた人が。『お風呂に入ってる』とか『これからビールだよ』とか、ちょっとのことでも連絡をくれてた人が、急に何の連絡もくれなくなったから、僕は不安になってしまったんだよ。嫌われたのかもって思ったんだ。」

・・・。
だよね。
彼は不安になりやすい。

だからこその、この、日々のルーティンだったのだ。
彼を不安にさせないで、私たちふたりが心地よくいられるための、私が自分に課したルール。
決して彼から強要されたわけでは無く、私が自分で決めたことだった。

それを私が自分勝手に止めようとしたから、彼は不安になってしまったのだ…。

私も、甘えてたな。
ちょっとの時間に「孫がぐずってるから今日は電話できないかもしれない」ってラインすれば良かったんだよね。

反省のラインを送る。
「ごめんね、私、甘えてた。話さなくてもわかってくれるってどっかで思ってたんだよ。別々の空間で、別々の場所で生きているからこそ、丁寧に説明しなくちゃいけなかったのに。ごめんなさい。私が甘えてたよ。

彼「さくらは悪くないよ!僕が悪いです。小さい人たちと同居してたら、忙しくて連絡できない日だってある。事情がわかったから、次からは『孫の世話で忙しいんだな』って思うことにする。だから、連絡が来なくても大丈夫。」
私「理解してくれてありがとう。そんなしんちゃんだから、やっぱりずっと一緒にいたいです。」
彼「こちらこそ!もう絶対に別れないから。ずっと一緒にいてね」

親しき仲にも礼儀あり。
なんだけど。

やっぱり気がゆるむこともあるよね。
それで、イザコザすることもある。

それでも。
ちゃんと向き合って話し合ってくれる。

そんなふうに彼が変わってくれたことが嬉しい。

ちょっとしたことがあると、すぐに逃げようとしていた彼が。
私と一緒にいたいからって向き合ってくれる。

幸せだなぁ、私は。


さて。

皆さまにご心配をおかけしましたが。

雨降って地固まって。
ますます深まった私たちなのでした。

ご心配をおかけしたお詫び?に
面白い記事の存在を思い出しましたので下書きから復活!


本日のオマケ。
全6話復活。

お時間ある方は、どうぞ。笑