過去の自分を受け入れる-元不登校児のテスト返しから感じたこと
小6の娘。
4年生の時は、1/3ぐらい教室に登校して、1/3ぐらい保健室で過ごして、1/3ぐらい家にいた。
5年生の時は、2ヶ月だけ教室に通って、たまに保健室に通ったけれど、ほとんど登校しなかった。
6年生になってからは毎日登校していて、今のところ休んだのは1日。
全部、娘自身が決めたことだ。
いま、学校は、それなりに楽しいらしい。
朝、教室に行って。
放課後まで皆と過ごし。
帰ってきて宿題もする。
家では。
学校に行っていなかった時と、ほとんどテンションは、変わらない。
いつも機嫌が良くて楽しそうにしている。
学校での様子を私は見たことがないが、頻繁に学校に行っているママ友の話によると…。
小柄な女子を背負って、1階から3階まで運んだり。
男の子相手に腕相撲で勝ちまくって、対戦希望の男子が列を作ったり。
しているらしい。
た。
楽しそう…。笑
運動会も、みんなに混じって、参加してた。
すごく楽しそうだった。
娘が楽しく生きていれば、それで良し!!!
それが私の指針である。
娘がテスト返しがあったと、結果を見せに来た。
娘「ママ、見て!漢字のテスト!すごいんだよー」
私「へー?何がすごいの?」
娘「2つやったんだけど、2つとも点数がすごいの!!」
私「何点だったの?」
娘「あのね、ひとつは96点」
私「おお!ほぼ100点じゃん!すごいねぇ。」
娘「それでね、もうひとつは、なんと!」
私「なんと??」
娘「4点!笑」
私「4点???」
娘「そう!すごくない?ほぼ0点!笑」
私「確かに、どっちもすごいね!笑」
娘「あのねー、片方のテストは5年生の漢字。それが4点。」
私「あ、なるほど」
娘「もうひとつは6年生の漢字。それが96点。」
私「なるほど!やれば出来る子ちゃんだねぇ。」
娘「学校に行ってれば、漢字も書けるようになるよね。」
私「まあ、毎日のことだからねぇ。」
娘「5年生の時は学校に行ってないから、漢字が書けないのは当たり前~。笑」
からっとした様子でけらけら笑いながら話す娘。
そうか、彼女は。
「学校に行かなかった自分」を当たり前に受け入れながら生きているのだな。
学校に行っている今の自分も。
学校に行かなかった過去の自分も。
どちらも否定しない。
どちらも自分自身だから。
自分をまるごと受け入れる。
過去の自分を否定しない。
オトナでも、なかなか出来ないことを、目の前の娘は、さらっとやってのけている。
うん。
彼女は、きっと。
前にも話してくれた通り。
日々幸せを感じながら生きてくれているに違いない。
私も。
色々あった人生だけど、いまが一番楽しくて幸せ。
毎日、幸せだと感じながら生きている。
共に暮らす相手が、日々幸せを感じているって。
とっても楽しくて嬉しくて素晴らしいこと。
今の自分も過去の自分も、まるごと受け入れる。
これが「幸せを感じながら生きる」ための鍵なのだろう。
「学校に行かなかったことに後悔はない」と言いきる娘の姿に、そんなことを思った。