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文部省の順序や学年ゴールに縛られない学びは、好奇心や生活と密接に結びつく。ホームスクール生にぴったりな数学本。


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という、分厚い本を借りてきました。

若干ギフテッド傾向?と思う12歳の息子。
WISCでも論理的思考や、数学的観点のところが満点に近い項目がちらほら。

そういう子って、日本のような、「わからない子にできるだけあわせる」「形を練習させる」という授業は、つまらないを通り越して苦痛だったりする。

わたしや、息子の場合、「それが役立つイメージ」「使われるイメージ」やその成り立ちの根底が理解できた方が、全体的に頭が動いてくれるという特徴があって、「こういうのあるから覚えてね~」には、「なんで?」となって、脳フリーズ状態になります。

この本は、そういった子どもに向けて、これから中学の段階に入るころや、中学以降でも、なかなか面白い視点で書かれているものだと思います。

ひとつひとつの法則や公式について、数学の教科書のように書かれているわけではなく、

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全てに、「いったいどんなもの?」ということがざっくりと概要だけ、そして、「どうして重要?」ということが世界の中でどう役立っているかという例をあげて説明されています。

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量が多いので、よほど興味がある子ども以外は、親が内容を確認して、身近なものから紹介してあげるといいか漏れないな~と思いました。

順番に学ぶということに意味はありますが、時にそれに縛られず、必要となった順に知りたいという想いに火が付き、それこそが一番の吸収タイミング。という方が大きいんじゃないかなって思います。

だから、一斉にする授業ほど難しいものはない。

その点、ホームスクーリング生やオルタナティブ教育のこどもたちは、自分の目標は自分でもってる、やりたいにも素直でいられる。

自分らしさ、自分の強み弱みを互いに自然と認め合えていくのも、ひとつひとつの学びからもだな~、なんて日々思います。




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