見出し画像

実写版【推しの子】まとめ(3) 新生「B小町」ダンス、楽曲など

新生「B小町」について

劇中で、ルビーが作ったアイドルグループ。アクアが声を掛けてメンバーになった、有馬かなが入ったところで、新生「B小町」が誕生し、MEMちょが加わり3人組なります。アクアとルビーの母親のアイが絶対的センターを務めたアイドルグループ名を、ルビーが受け継ぐと決めたのです。

  • MEMちょ繋がりの鏑木Pの計らいでJapan Idol Festivalという1ヶ月後のイベントに出演することになり、初代B小町の曲を特訓します(メイキングを見ると、ぴえヨンブートダンスもやってる?!実際の俳優たちの特訓の方は4曲で撮影の合間や朝に2週間だったようです)。実写版では「我ら完全無敵のアイドル!!」(作詞・作曲・編曲:ふるーり)と「サインはB(ドラマver.)」(作詞・作曲:大石昌良、編曲:田仲圭太、齊藤美咲)を披露します。(アニメでは「STAR☆T☆RAIN」と「サインはB」)

  • デビューライブでは、劇中では5曲パフォーマンスしたことになっていますが、実際には2曲です。しかも作品内で使われる映像は「我ら完全無敵のアイドル!!」のみで、小さな事務所からのデビューもあり、フェスでも地下アイドルやネットアイドルなどが出る小さめの会場で、最初の曲だから声援も少ない描写になっています。

「サインはB」は撮影されても劇中では使われず、YouTubeで見られるんですが、動きが増えた映える振り付けになって、初代B小町で人気曲だったようで声援も大きく演出されています。
#収録は新宿ReNY

「サインはB」B小町ver 演奏者
Drums:髭白健さん(@KenHigeshiro)
Bass:櫻井陸来さん(@rocksakurai)
Guitar:奈良悠樹さん (@Yuki_Nara_217)
Piano&Other Instruments:齊藤美咲さん(@saitooon_m)

https://x.com/KeitaTanaka_TL/status/1864651196902015295

さて、歌番組の収録に複数回参加した経験からの話です。収録には前説と練習があったりで拘束時間が長いことがあり、しかも撮り直しで、たった40分程度(1時間枠)の番組2本撮りで、ほとんど1日掛かったことがあったのを覚えています。恐らく、JIFシーンの撮影でも長時間拘束で大変だったでしょうね。地下アイドル的な曲でデビュー初のステージ、当然ながら最初は盛り上がらない演出かつ過半数が黄色で白のサイリウムが僅かしなく、相当に練習させられたというエキストラの方々、俳優たちが振りを何度もたくさん間違えたという話と合わせ、編集でも何テイク分も使ってることが分かります。ライティングから撮影も編集も地下アイドルを意識してるのが見て取れます。有馬かなが顎にマイクを付けて歌う(練習でのペットボトルもそうしてた)のも演出ですね。理由は初心者(設定上も実際にも)なので、マイクの位置を安定させやすくすることと、余計な音を拾わせないという音響上の意図を見せるもので、PAは安定した音を収録するセッティングが出来ます。

「トワイライト」MVについて、劇中ではアネモネ(石井杏奈)がディレクタですが、実際には松本花奈さんがディレクタを務めています。苺プロは弱小なので、学校と公民館と河川敷という初MV撮影を低予算で、という形に沿ったものになっていますが、撮影機材や音、そして編集はプロの仕事です(ちょっと色が気になるけれど)。2024年1月、一番最初に公開された写真、コスプレ批判を浴びた、ルビー(齊藤なぎさ)有馬かな(原菜乃華)、MEMちょ(あの)のキャストビジュアルの衣装は、「トワイライト」MVのものでした。撮影順は、有馬かなB小町卒業ライブ「SHINING SONG」より後のようで、スチル写真は数ヶ月前に撮った訳ですね。

「SHINING SONG」について、劇中(現・工学院アリーナでエキストラ2000人動員、「ドキュメンタリー•オブ•B小町」によると2024年2月11日撮影らしい)では、冒頭のヴォーカルは、彼女のB小町卒業ライブということもあり、有馬かな(原菜乃華)から始まります。しかし、今後はルビーが中心となることを強く感じさせる歌割りやダンスフォメーションにもなっていて、実際ミニアルバム版ではルビー(齊藤なぎさ)からなんですね。「ミュージックステーションSuperLive 2024」でのパフォーマンスもそうでした。「自分自身の人生を〜」 の部分それぞれの指ポーズはキャストビジュアル時のもの、そして曲の最後は原作9巻でのB小町3人のポーズで決めますが、動きと止めでキレがあることで真っ白な衣装(素敵なデザイン!)が揺れて映えるカッコいいダンス、そしてジャンプが多い印象です。歌詞に関しては、かな、ルビー、MEMのことを中心にした想いと共に内容とマッチする振り付け、その3人の俳優たちが気に入り感情込めてることも分かる素晴らしいものなんですよ!監督のスミスさんが言うように感動的でぐっと来るものに仕上がっていますね。

「SHINING SONG」 【推しの子】の物語を語る壮大な曲 アイのことでもあり ゴローのことでもあり アクアのことでもあり B小町のことでもあり 歌割りもかなりこだわったので 何度聴いてもぐっと来ます
午後8:44 · 2024年12月27日

@smith0204


いいなと思ったら応援しよう!