来ました!ゲル化剤が値上がりします❗️なんと○○倍❗️ なんで⁉️ そしてどーするの⁉️
Vol.677
地方で6次化に取り組む生産者、
事業の挑戦を絶対に失敗させない!
ものづくりは暮らしづくりと考える
あなたのチャレンジを全力で応援する
宮崎の農作物加工屋デス‼︎
宮崎県で2013年から
マンゴーなどのくだもの
農作物を加工しています。
田中陽一と申します。
今日はゲル化剤メーカーさんが
1社来社されて、
別のメーカーからも電話とメールがありました。
マンボウ明けて営業に
回れたというタイミングなのですが
いずれも要件は
『ゲル化剤が値上がりします。』
情報は取っていたので
来るとはわかっていたけど、
とうとうやってきた…
そして、いよいよ具体的な値段を
確認しすることになったのですが
正直に言って
たまげました😭
なな、なんと
今の値段の1.7倍になります😅
1ケース 8万5千円だったのが
15万円になるわけです…💦
上がるのしってても
正直ビビった〜😭
せっかくなので
今日はゲル化剤が
こんなに値上がりした理由と
これからの、対応について
お話しいたします😊
・そもそもゲル化剤が値上がりする訳
実際にはゲル化剤が値上がりするのは
その主な原料となるローカストビーンガムという
ゼリーを固めたり、粘りを出すようなものです。
このローカストビーンガムが今回の
問題の主役です。
ローカストビーンガムの原料である
イナゴ豆と呼ばれる豆
地中海あたりで育てられる
この豆が天候によって不作…
これはかなり以前からたまにあること。
調べてみたら2004年とかにも
天候不順の不作で値上がりがあったよう。
でも、今回はそれだけにとどまらず
貴重となったイナゴ豆を
投機目的で買う人が出てきた❗️
値上がりする前に買って
値上がりして売って
利益を産む。
簡単に言うと
『転売』です。
実際にはそれを食べたり
使用したりしない人が買う。
それによって
必要としてる人が
高い値段で買わなくてはいけない…
なんだかなぁ〜😭
中身が良くなるとか
より美味しくなるなら
値段が上がることを
快く受け入れられるのですが…
こういう背景の理由は
不本意だなぁ…
ちなみに、ゲル化剤メーカーは
この値上がりに対して
あの手この手を施していらっしゃいます。
ゲル化剤というものは
ひとつの原料ではなく
複数の原料がブレンドされていて
それによってゼリーの固さや
なめらかさなどが調整されています。
各メーカー、高騰している
ローカストビーンガムを
他の材料に置き換えて
コスト上昇を抑える努力をされています。
ただし、他の材料も値上がりしていっているのも
事実なんです…
そして、材料が違うと
同じ食感出すのも
難しいんですよねー😭
この点はまたどうなるか
ご報告しますね😊
それでは今日はここまで、
また明日お会いしましょう😊
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