動的平衡っておもしろい
しんどいなぁって思った時は、きっと何かが変わる前兆だと思うようにしています。今年に入ってから、なんだかとてもしんどいことが続いています。体力的にも精神的にも。
1週間仕事が続けられないのです。土日の休みにとにかく休んで、月曜日から水曜日まではなんとか超えられるのですが、木曜日、金曜日がとにかくしんどい。
それで遂に2月末にどっと休みを取ってしまいました。祝日と土日を入れて、ざっと5連休。
でも、この休みの期間が私にとってはとても大切でした。働き方、生き方、人との関わり方を今一度見つめ直す時間でもありました。
26歳。大学を休学していた時期や卒業後の働き方を見ていると、私って結構粘着質だなぁと思う事が多々あります。言い方を変えれば、依存体質。何かいいなぁって思うことがあったら、どっぷりと浸かってしまう。頑固になってしまう。そして、やりすぎて心を病んで駄目になってしまう。
そのため、いろんなところに関係性を作って、うまく発散させる必要があると思いました。
「自立とは依存先をたくさん作ること」とはよく言ったものです。そこで畑の仕事を一つ増やす事にしました。
◎◎◎
動的平衡という言葉があって、食べたものの細胞が自分の身体を直接作る細胞になっているということが実験で判明してるそうです。それってめちゃくちゃすごい事だよね。でも、重さは変わらないんだって。ということは、元々私だった細胞は空気中にパラパラ〜と飛んで無くなってしまったってこと?
ビパッサナー瞑想という瞑想のやり方があって、頭の先からつま先までを隅々までとにかく観察するという瞑想方法。そうする事で、そのうちこの世の中の粒子と一体になる感覚を得られるらしいのです。動的平衡にもあるように、人体はこの世の中と同じで流動的。流れていくもの、変化していくものなんだも思います。
それが当たり前だから、だから、その当たり前を恐れない。昨日の私と今日の私は違う生き物。さらには明日の私はもっと違う生き物。今日食べた食べ物の細胞が未来の私の身体の細胞になっている。それはきっと食べ物だけではなくて、住む場所、発する言葉、関わる人々。
私を取り巻く環境によって、私を作り出す細胞はどんどん変化していくってことなのかもしれない。本当の自分なんてどこにもいなくて、自分を知りたいのであれば、まずは周りをよく見る。他人を知りたければ、私を見つめ直す。
そうして粒子の交換をしながら、自分というものを作っていけばいいのかなぁ...なんて、思っています。
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