アート「周り」のいろんな「物語」を楽しむ。
KURKKUFIELDS(以下クルックフィールズ)の、
タイニーハウスビレッジへ一泊してきた。
タイニーハウスへの憧れがあり、、、なんとなく追っていたら見つけてしまった、クルックフィールズ。音楽プロデューサーの小林 武史さんがプロデュースした、「循環」をテーマにした農場(私の理解では)だ。
実に実に面白い一泊2日だった。
面白い要素は言語化しきれないが、真っ先に思い出されるのは、美しい景色の広がる農場に唐突に現れるアートたち。
たとえばべシーヌの人。体のあらゆるところから水の吹き出す緑人間を前に、ちょっとした戸惑いと、滑稽さが込み上げる。
べシーヌの村の人々に向けて作られた作品とのことだが、どんな村なのだろう?どんなメッセージが込められているのか?帰ってきてからひと月経つ今でも、ふと考えてしまう。
アートを見る人を観察する
そして、ここからが本番だ。
同じ作品を見て、他の人がどんな反応をするのかを観察すること。
これが、めちゃくちゃ面白い。
べシーヌの人を前に、ちょっと困った様に立ちすくす若いカップル。
ひたすら写真を撮る、大学生くらいの女の子。
笑い声と共に会話を弾ませる、マダムグループの方々。
あの人は、あのアートをみて何を考え、どう反応する?それはなぜ?
観察しつつ、そんな妄想を膨らませる私と夫。
非常に楽しいひとときだった。
さて、勝手な想像に過ぎないにせよ、
いろんな人の物語を楽しんでしまった。
また行って、人々を観察したいな。
クルックフィールズ。