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口臭を撃退する絆創膏の神が舞い降りた

ニュートンは22歳の時に
万有引力を発見したそうですが、
私は23年生きてきて
未だに口をとじて寝らんない。

口を閉じて寝るぞッ!!!って決心し、
口を固く結んで寝ても、
朝にはもうカッパーーン!!!!っと開いてるわけです。
「春日のここ、空いてますよ!」なんて非じゃないレベル。もう全開。

そうなってくると、気になるのが寝起きの口臭なわけです。世界の終わりみたいな感じ。スターライトパレードなんてロマンチックさは皆無。星は降らないし、ぐっすり眠れるし、朝残るのは乾いた口だけ。

一般成人女性なのでさすがに口を閉じて寝たい。
モジモジしながらオカンに相談してみた。

わたし「口を閉じて寝られへんのよね」
オカン「大人のおしゃぶりがあるらしいよ」

大人のおしゃぶり?パワーワードすぎん?
大人のおしゃぶり昆布の間違いとちゃうか?

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さすがになぁ…と思いつつ、
わずかばかりの期待を胸に、アマゾンの奥地へ向かった。

出てきたのが、これだった。

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想像以上のが出てきた。
ただ、わたしのキャパでは処理しきれない。

我々はアマゾンの奥地から撤退することにした。

そんなこんなで、睡眠時口呼吸族の悩みは解消されず、
日々、口を開けて眠る日々が続いた。

そんなある日、わたしの目の前に現れたのがやつだった。

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口閉じテープである。
机の上にポンッと置いてあったので何だろう?と思っていたら、父の仕業だった。
なんでもいびき予防に使うらしい。

箱の文字にわたしは目を見開いた。

「口呼吸による口内の乾燥予防に」

こっ、
これだーーーーーーーーっ!!!!!!!!

早速、失敬して使ってみることにした。
中身はこんな感じ。

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えっ…絆創膏…?
おまっ、絆創膏だろ…!

転んでケガをした男の子に
「よかったら使って///」
と頬を赤らめて差し出したのが、
口とじテープ、
なんてことになりかねない!!!

一応中身も見てみましょう。

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これは確信犯。
絆創膏でしかない。

口とじテープ、もとい、絆創膏。

毎晩、絆創膏を口に貼って寝る女になるのである。

ドキドキしながら貼ってみた。
口の周りがかぶれないかな
とか心配をしつつ貼ってみた。

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あかん。変や。
絆創膏の貼る場所間違えた子になってる。

貼ってる感は否めないものの、違和感とかは少なく、案外平気である。

そした迎えた翌朝。

絆創膏はそのままそこにいた。
口の上に鎮座していた。

そして…

口も…乾いて…ない…!!!
いつもみたいな口の不快感も無い!!!!

うおおおお!!
これはただの絆創膏ではない…!
King of 絆創膏だ!!!!!!

しかも普通の絆創膏じゃないから、かぶれも全くない。
これなら毎晩付けても大丈夫!!

そしてわたしは毎晩、絆創膏(違)を愛用することとした。

それから3か月ほど経ったある日。

事件が起きた。

絆創膏を切らしてしまったのである。。

「では、おのおの、抜かりなく」という草刈正雄の言葉が耳の中でこだまする。完全にぬかった。。。

背に腹は代えられぬ。
わたしは絆創膏無しで眠ることにした。

絆創膏のあるとき~!とないとき~!では、
安心感が違う。
わたしは口がかっぴかぴになる不安と共に眠りについた。

翌朝。

ん。。。!?
口が……乾いて……ない…!!!!!
絆創膏があるときと同じ口内環境だっ!!!

(ここでBGMが流れ始める)
なんということでしょう
匠の手によって一般成人女性の口呼吸は
劇的に改善されました。
絆創膏を切らして
また口呼吸に戻るかと思いきや
いつのまにか鼻呼吸を習得していたのです
(BGMおわり)

絆創膏を3か月貼り続けた結果、
自然と鼻呼吸が身に付いたらしい。

やったー!!!と小躍りした。
これで寝起きの口に悩まなくて済む……!!!
23年間悩み続けた口呼吸から解き放たれた瞬間だった。

絆創膏の神様様である。
最近は鼻呼吸をさらに定着させるために
数日に1度だけ絆創膏を使っています。

口閉じて寝らんないというわたしのコンプレックスを治してくれたという意味では、強ち絆創膏というのも間違いじゃないのかもしれない。

わたしが使用しているのは薬局のやつのため、類似商品のリンクをおいておきます。参考にしてみてください。

冷凍庫をハーゲンダッツでいっぱいにします!