ヒットニュースで聴く中国語・22年5月・①知床観光船事故
はじめに(ポトキャストでは「最後に」)
こちらは氷雅速攻中国塾、中級以上向けのコンテンツです。
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内容は今月の時事ネタと一曲の漢詩。
そのネタをレッスン後、まとめてポットキャストにしました。
全文と開講情報をこちらにも一緒に公開します。
気になる方はぜひポットキャストを聴きながらチェックしてくださいね。
みなさん、こんにちは。
速攻中国語コーチの氷雅です。
大家好,我是速成中文老师——冰雅。
欢迎你们收听我的播客。
今日の内容は・令和4年5月のヒットニュース、
北海道の観光船KAZU1の話です。
中国語の原文と単語の解説は詳細のリンクでご確認ください。
ではスタート!
【中国語原文】
【日本語全訳】
(不好意思,我的日语不是特别好,你们随便看看!適当に参考して下さいね。)
【単語】
轰动:形容詞、動詞。世間を騒ぐ
后续:名詞。続き。
下落不明:行方不明。下落:名詞。行方、消息。
打捞:動詞。引き上げる、サルベージ。
与其~(A)~,不如~(B)~:Aというより、Bの方がまし。
成本:名詞。コスト。
开除:動詞。首にする。
执意:副詞。頑として(意見に固執する)、頑なに、人の意見を聞き入れない。
松动:緩める。
この記事をシェアしている時、塾生の一人が「打捞出海面」という単語で、中国の大手火鍋チェン店「海底捞」のことを思いだました。
海底捞はまさに、鍋という海の底に沈んでいる具を掬って食べることをイメージしてつけた名前です。それだけではありません。中国語の四文字熟語に「海底捞月」があります。直訳すると、水に映る月をすくう、つまり、全く不可能、無駄な努力をすることを意味しています。あまりいいイメージではないように聞こえますが、風情があって、国民度もかなり高いです。麻布十番に「156」というラーメン屋があるように、中国でもこうした語呂合わせのネーミングが割と人気です。
「海底捞」のロゴは「HI」と書かれて、英語圏のあいさつのあの「hi~」もイメージしています。また、熱々の火鍋でハイになれるよ!ということも消費者に伝えています。本当に用意周到な名前です。
さて、捞の意味は、「水面下のもの」を掘り起こすこと。大工事なら「打捞」のように、二文字にして使います。一方、土の下であれば「挖」という単語を使います。日本では「掘」(jue)ですね。中国語では、挖が主流で、掘は第二線に引き、口語では「挖」だけでも十分で、フォーマルにする時「挖掘」にしています。
例えば:
挖掘机(油圧ショベル)。
挖掘人才(かくれた人材を探し出す)。
記事とあまり関係ないですが、ぜひ「捞」と「挖」をセットで覚えてくださいね。
例1:(吃火锅的时候)
例2:(如果你的朋友养了狗)
「捞」と「挖」であまり勉強にならないなと思う方はぜ、記事の「与其说是天灾,不如说是人祸。」の「与其~不如~」構文を練習して下さい。
例3:
好了,今天的内容就到这里。我们下期见。
【氷雅速攻中国語塾のレッスン】
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